4月に入ってからまだ一度も三嶺に足を向けてないのが少し気になっていた。
金曜日の飲み会では行き先を「三嶺」に決めた積もりになっていたけど、酩酊していたので良く覚えていない。
久しぶりの「三嶺」の話もしたにはしたけど、どうも結論は「二ッ岳」だったようだ・・・・・・ (^^;)

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<三嶺の池>

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■行先・位置
三嶺(二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市/北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
西熊山(三等三角点 [西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市/北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
■コースタイム
光石登山口 7:52(45分)→ 八丁 8:37(15分)→ 吊橋 8:52(28分)→ 第1渡渉点 9:20(16分)→ 第2渡渉点 9:36(5分)→ 第3渡渉点 9:41(1時間18分)→ 三嶺 10:59(16分)→ 三嶺ヒュッテ 11:15(昼食)/11:56(11分)→ 三嶺 12:07(56分)→ 西熊山 13:03(21分)→ お亀岩 13:24(34分)→ 躄峠 13:50(10分)→ 地蔵ノ頭 14:00(48分)→ 稜線分岐 14:48(1時間11分)→ 綱附分岐 15:59(29分)→ 光石登山口 16:28
【行き 3時間23分 帰り 4時間32分 計 7時間55分】
■コース水平距離 17.4km
■天気 晴れ時々曇り時々雪
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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大栃からは、いつものように県道 217号久保大宮線と林道西熊線で光石登山口へ。
どのルートで登るかは、登山口へ着くまでに決めることが多い。
この日はフスベヨリ谷を登り、西熊山から地蔵ノ頭を経て、綱附森への稜線分岐から堂床谷を下ることにした。

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光石を 7時52分に出発。
長笹谷がフスベヨリ谷に合流する地点に架かる仮設の橋を渡るとすぐに、フスベヨリ谷・カンカケ谷コースとさおりおりが原コースとの分岐がある。
前日の雨で増水しているのでフスベヨリ谷コースには少し不安が残るが・・・・・・。
というのも八丁分岐からフスベヨリ谷コースに入ると谷を 4カ所で渡るのだが、2004年の台風災害で上流側の 3本の橋は流失してしまい渡渉するしかない。

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大雨で斜面から流れ落ちたようで、いたる所にツチグリが転がっていた。
木の実のように見えるけどキノコだ。
登山道沿いの露出した土の上などに生える。
黄色い花を咲かすバラ科のツチグリという多年草もある。

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セントウソウ(仙洞草)は、セリ科セントウソウ属の多年草で北海道・本州・四国・九州の山野の日陰に生える。
草丈は足首程度で葉の間から複散形花序をだし、5〜10個の白色の花をつける。
花期は 3〜5月。
和名の由来は「仙洞 (人里離れた仙人の住まいのような所)」に咲くから、春の花々の「先頭」をきって咲くから、など諸説ありはっきりしない。
ミツマタ(三椏)は、ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木で、中国の南部原産。
「じんちょうげ」の仲間で、室町時代に渡来し製紙用に栽培されたものが野生化している。
名前の由来は、枝が3つ又に分かれるから。
花期は 4月。

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花が咲き始めて目に留まるもの多くなったので八丁まで 45分も掛かってしまった。
谷は水量が増し、瀬音が大きい。
さおりが原分岐へ引き返そうかとも考えたが、いざとなれば靴を脱げばよいだけだ。

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ユリワサビ(百合山葵)は、アブラナ科ワサビ属の多年草で北海道・本州・四国・九州に分布し、山地の沢や渓流沿いの湿った礫地に生える。
名前の由来はワサビに似た味がして根茎がユリの球根に似ているから。
草丈は 10〜20?、花期は 3〜5月。
フスベヨリ谷、堂床谷の中流域でよく見かける。

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谷の右岸をしばらく歩き、八丁から15分程度のところで吊り橋を左岸に渡る。

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かつて、高知県側のメインルートだったフスベヨリ谷は、登山道が痩せていて渡渉点も多いので利用者は少ないが、谷の音や小鳥のさえずり、「山懐に抱かれている感じ」が気に入っている。
時にはニホンリスに出会うこともある。

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イワボタン(岩牡丹・左)は、ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で別名はミヤマネコノメソウ。
関東以西の太平洋側に分布し、山地の谷川沿いに生える。
草丈 5〜15cmで上部の苞と萼裂片は黄緑色。
雄しべは 4〜8個で葯(花粉袋)は黄色〜橙色。
花期 3〜4月。
この時期フスベヨリ谷周辺でよく見かける。
タチネコノメソウ(立ち猫の目草・右)は、イワボタンと同じネコノメソウ属の多年草で本州の関東以西・四国・九州の山地の沢沿いなど湿った場所に分布する。
草丈は 5〜15cmぐらいで雄しべは 8個、葯は黄色で花期は 4〜5月。
ネコノメソウには種類が多く同定が難しい。

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シロバナネコノメ(白花猫の目)は、ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で、本州(近畿・中国)・四国・九州の山地に分布する。
草丈は 5〜10cmで花期は 3〜4月。
毛深いものとそれほど毛深くないものがある。

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9時20分、第一渡渉点は谷幅の狭い所をジャンプして難なく通過。
盗人沢の丸太橋の向こうに誰かいる!
Oさんだ!
Oさんはこの日二日酔いでWさんにおいて行かれたようだ。
盗人沢は大タオ付近から始まりフスベヨリ谷へと流れ落ちる。

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第2渡渉点と「さおりが原分岐」近くの第3渡渉点も難なくクリア。
この辺りから昔の登山道は消えているので岩がごろごろする右岸を歩く。
最近右岸上部の一部に小さな歩道が付けられている。

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どうしてこんなになったのだろうねえ?

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カワラタケは、切株や倒木に発生するタコウキン科(旧分類:サルノコシカケ科)のキノコ。
からだの生理活性を高め、がん細胞を萎縮、消失させる力があるということで抗がん剤の原料としても使われるという。
ほぼ一年中見られるが固くて苦いので食用にはしない。

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昨年から木の枝に突き刺さったままの鹿の頭の骨!
「ドクロ」とか「サレコウベ」などの言い方は人間の場合しか使わないらしい。

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崩落地の上部は中程の尾根状部分を登って右側の樹林帯に入る。
森の中でゴルフボール大の丸いものを発見!
キノコ?コツブタケ?ジャガイモタケの仲間?

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崩落地から樹林帯に入ると勾配がきつくなり、青ザレ直下の沢を渡って一気に高度を上げる。
水場を通過しつづら折れの急登を稜線まで登り詰めると山頂は目の前。

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山頂から西熊山・天狗塚方面の眺め。
この時はまだ青空も見えていた。

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ランチタイムを取るため三嶺ヒュッテへと向かう。
4月も下旬というのにコメツツジに霧氷が付き、三嶺の池の周辺にも雪が残っている。

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昨夜もOさん、Wさんとたっぷり飲んだせいか「ドライ」を忘れて来てしまった。
忘れてくるのは、飲んだ翌る日ということが共通している(飲まない日ってあるの?)。
今日の一杯は「タコス風ヌードル」!
「肉のうまみとトマト感のあるスープに、トルティーヤの香りと香辛料をトッピング。具には、ダイスミンチ、キャベツ、トマト、チェダーチーズ、オニオンを加え、ピリリと辛いエスニックな味わいに仕上げました。」
ということでタコスと言えばメキシコだろうが、トマト好きの自分にはピッタリ!
301kcalとカロリーも控えめでGood!

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今日は靴下も忘れて最悪だ。
Aさんには「なんか変」と言われ、Oさんには「K田君みたいやね」と言われた。
昼前から雪がちらつき始めた三嶺のお昼の気温は 3.9℃。

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青空が見えなくなり、空からは白い物がちらちらと舞い降りてくる。

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三等三角点「西熊山」の温度計は 4℃。

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西熊山から天狗塚方面を望む。
今日はお亀岩の鞍部を通過して躄峠で南に折れ、地蔵ノ頭から綱附森との稜線分岐へと向かう。

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天狗塚と綱附森の分岐付近から三嶺・西熊山を振り返る。

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天狗塚へのルートを右に分け綱附森方面へ。
地蔵ノ頭のてっぺんから天狗塚を望む。

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地蔵ノ頭からロープがある急斜面を下って綱附森に至る稜線を南に進み、稜線分岐から堂床へと下る。
下り初めてすぐに栗饅頭のようなキノコを見つけた。
たぶん「ツガサルノコシカケ」だろう。
ツガサルノコシカケ(栂猿の腰掛)は、タコウキン科ツガサルノコシカケ属の多年生キノコでツガ・マツ・モミなどの針葉樹の立木や倒木に発生する。
傘の表面は固く類白色から赤褐色に変わり大きくなると黒褐色を帯びてくる。

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ニワトコ(接骨木)は、スイカズラ科ニワトコ属の落葉低木で、本州、四国、九州の日当たりの良い谷筋などに分布する。
花はクリーム色で実は 6月頃に熟して赤くなる。
名は茎や葉の成分に含まれる硝酸カルシウムやトリテルぺノイドのアミリンを打撲傷や骨折治療に用いたためという。
実は果実酒の材料にも用いられる。
花期は4〜5月。
シキミ(樒)は、シキミ科シキミ属の常緑小高木で本州(宮城県以南)、四国、九州、沖縄など比較的暖かい地域の山地に見られる広葉常緑樹で、育つと樹高は 5mほどになる。
クリーム色の花は直径 3cmくらいで花期は3〜4月。
高知では「シキビ」と呼ぶことが多い。
仏前に供える木として知られているが、毒が強く、「悪しき実」からシキミと呼ばれるようになったと言うほどで、実は「毒物及び劇物取締法」で劇物に指定されている。

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堂床谷の支流を何度か渡渉し、旧堂床小屋のすぐ上で八丁へのルートと合流する。

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倒木の芸術

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16時28分、光石登山口に下山、駐車場の山桜が見頃を迎えていた。

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林道を少し下ったところでをニホンカモシカの子供が歩いていた。
こちらを興味深そうに見ている。

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三嶺さんぽくらぶ


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