- 2017.12.23 Saturday
笹ヶ峰 2017.12.17
JUGEMテーマ:山行記録
「冬に登りたい山」の候補の一つにあげられる笹ヶ峰。
天気が良ければ伸びやかなササ原とコメツツジが広がる一等三角点の山頂から四国全域を望むことができる。
比較的楽なアクセスと手頃なコースタイムで冬山を楽しむことができる。
■行先・位置
笹ヶ峰(一等三角点 [笹ヶ峰] 1859.5m)
愛媛県西条市・高知県いの町/北緯33度49分41秒・東経133度16分29秒
■(*)コースタイム
登山口 8:31(46分)→ 宿 9:17/9:19(32分) → 丸山荘 9:51/10:00(1時間12分)→ 笹ヶ峰 11:12/11:22(20分)→ 紅葉谷分岐 11:42/11:49(36分)→ 丸山 12:25/12:28(4分)→ 丸山荘 12:32/13:04(15分)→ 宿 13:19(22分)→ 登山口 13:41
【行き 2時間30分 帰り 1時間37分 計 4時間07分】
(*)コースタイムに休憩時間を含まない
■コース水平距離 7.9km
■天気 曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
西条市の笹ヶ峰登山口から宿、丸山荘を経て笹ヶ峰山頂までの往復。
下山には丸山荘まで紅葉谷コースを利用。
【水平距離7.866km、沿面距離8.319km、累積標高差(+)1030m (-)1039m】
凍った国道194号の寒風山トンネルを抜けて、笹ヶ峰登山口へ向かった。
寒風山の山頂付近には雲がかかっている。
笹ヶ峰林道を吉居川沿いに30分ほどで笹ヶ峰登山口へ到着。
気温は−7℃!
道標はしっかり整備されているので、初めてでも問題なし。
登山道は概ね東向き。
登山口から47分、9時17分に西山越(沓掛山・黒森山方面)との分岐点「宿(しゅく)」に着いた。
ここは、かつて麓の吉居集落で作られた木炭を別子銅山へ運ぶための中継基地だった所で、地名のとおり「宿(やど)」もあったという。
登山道は東から南に向きを変えて小さな橋を渡たる。
霧氷だらけのブナの森。
9時51分、登山口から1時間20分(休憩含む)で丸山荘に到着。
丸山荘(1,525m)は、1933年開業の古い山小屋で、約200人を収容可能。
ただし、冬季は予約制ということだ。
ザックを降ろして一休み。
「⇐もみじ谷」の道標あり。
とりあえず、正面の道へ。
笹ヶ峰キャンプ場。
山はガスガス。
瀬戸内海の上は晴れているのかも。
積雪はさほど多くなく膝下程度。
目印も少ないので進路は適当。
雪のときは夏山のようなパンツ(ズボン)ははかない。
タイツ(ユニクロ ヒートテック)の上に直接シェルパンツをはいている。
登山口でパンツの上にシェルパンツをはいている人を見て、「パンツの上にパンツをはくのか?」と不思議に思ったことがある。
それが普通なのか?
ササ原に出ると、丘のような丸山と丸山荘の屋根が見えた。
登ってきたルートの様子が見て取れる。
唇が凍りそう(>_<)
お日様でないかな〜
寒風山方面への縦走路との分岐。
凍ったコメツツジ。
環境省の説明板が見えたら山頂は近い。
着いたー!山頂だ〜!
11時12分、登山口から2時間30分(休憩等含む)で「誰もいない」山頂に到着!
お日様が欲しい〜!
<基準点の概要>
基準点コード:TR15033529101
等級種別:一等三角点
冠字選点番号:真1
基準点名:笹ケ峰
電子基準点:取付取り付けられている
山頂に祀られる「金剛笹ヶ峰石鉄蔵王大権現」と「大日大聖不動明王」。
今日は寒すぎる {{ (>_<) }}
同じコースで登った2013年11月30日は小春日和で暖かかった。
↓ ↓ ↓
<参考>2013年11月30日の笹ヶ峰
気温はー13℃
寒くて、手も唇も痛くて、食事も無理なので10分で下山開始。
それにしても、目玉は寒くないのが不思議。
濡れているのに凍りそうもない。
歩いたことがなかったもみじ谷コースで下ることにして、ちち山方面へ向かう。
バラクラバが欲しい〜!
右はちち山。
分岐を北向きに折れる。
1720m地点の凹地(→○)?
登山道はどこ?
何となく登山道っぽい。
ルートは大きな岩の下を通っていた。
岩を見上げてみた。
けっこう大きい。
ここも道みたい。
クリスマスツリーがたくさん!
右下に伊予小松付近の市街地(道前平野)が見える。
ここは多分、キャンプ場のすぐ東。
丸山に出た。
ガスに覆われた笹ヶ峰を左に見ながら緩くカーブ。
ヒノキ林の上に青空が・・・
丸山で回って12時32分、丸山荘に到着。
赤いウェアの若い男性2人が来ていた。
「登ってきたんですか?」
「登ってきました。」
おなかペコペコ。
2人が出発したのを見送ってベンチでカレーメシ!
😋
ところが、2人は15分ほどで戻ってきた。
諦めて下りてきたらしい・・・・・・
(なんで?)
食事を済ませて13時04分に丸山荘を後にした。
青空?
(もう出んでもえいわ)
先に下った2人に追いついた。
かなり疲れている様子。
2人は手前の林道分岐に車を止めて歩いて来たという。
(四駆じゃなくても大丈夫だと思うけどね・・・)
下山から2時間後、まだ凍っていたボトルのお茶。
手がまだ少し痺れている。
いや〜寒かった。
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