JUGEMテーマ:山行記録

 

前日の予報では「曇り、昼過ぎ一時雨」ということだったので、手軽に登れて素早く下山できる山として初めての横倉山を選択。
仁淀川橋を久しぶりに渡って国道33号を松山方面へと向かった。

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<越知町西町付近からの横倉山>



■行先・位置
横倉山(三等三角点 [金峰山] 774.3m)
高知県越知町/北緯33度32分06秒・東経133度12分30秒
■コースタイム
織田公園第一駐車場 10:25(5分)→ 南歩道入口 10:30(1時間3分)→ カブト岩 11:33(29分)→ 三角点 12:04(昼食)/12:59(14分)→ 横倉宮 13:13/13:18(4分)→ 馬鹿だめし 13:22/13:34(3分)→ 横倉宮 13:37(15分)→ 杉原神社 13:52(7分)→ 夫婦杉 13:59(5分)→ 第二駐車場 14:04(13分)→ 織田公園 14:17/14:21(2分)→ 織田公園第一駐車場 14:23
【行き 1時55分 帰り 45分 計 2時40分】
■コース水平距離 5.6km
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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初めての横倉山を南歩道から登った。
行先と位置は774.3mの三角点としているが、今回の最高所は横倉宮裏手の馬鹿だめしのピークということになる。
標高点のないピークなので正確な高さは分からない。
地形図からすると780mラインは越えているので785m前後か?新・分県登山ガイドでは800m(横倉宮)とされている。
水平距離5.6km、駐車場からの標高差は350mで累積標高差450m。
【水平距離5.618km 沿面距離5.844/累積標高差(+)566m(-)541m】

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越知町市街地に入ると正面に横倉山が見えてくる。
標高800mと高くはないが、80mの麓からそそり立つ姿はごつごつしてなかなか立派だ。
それにしても今日は天気が好転して山日和になった。

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国道33号の越知橋を渡って300mほど進み「横倉山」の案内板に従って左折。
菊のご紋のある鳥居をくぐって林道へ入る。
今回、登るのは中腹の織田公園第一駐車場を起点にして南歩道入口からのコースで、四国の道として整備されている。
国道から駐車場まで5〜6kmほどあるようだ。

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標高450mの駐車場は見晴らしも良く、トイレも整備されている。
眼下に見えるのは越知町の街並み。

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駐車場から行く手を見上げると尾根上に岩峰が見える。
兜岩と呼ばれる断崖絶壁の岩場で、この時点ではこれを登ることになろうとは思いも掛けなかった。

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シロヨメナと思うけど、野ギクの仲間は種類が多く似ているものも多いので区別しづらい。
CDのように輝くクモの巣。

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駐車場から北へ100mほどの林道脇に南歩道入口があり、本格的?な山道が待っていた。
あまり早く下山すると夕方まで時間をもてあますことになるのでゆっくり登る。
後から考えると、もう少しペースを上げるべきだった。

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センブリ(千振)はリンドウ科センブリ属の二年草で九州から北海道までの日当たりの良い山野に自生する。
花弁が4枚の株と5枚の株がある。
古くから薬草として利用され、非常に苦い。
子供の頃、飲んだ記憶がある。

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意外と山々(やまやま・・・、こんな表現あるのか?)した登山道は面白い。

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コウヤボウキ(高野箒)は、キク科コウヤボウキ属の草本状落葉小低木で本州(関東以西)〜九州の山地に生える。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草で別名はアワダチソウ。
秋を代表する花だが麓ではセイタカアワダチソウが蔓延り、少なくなった。

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ホコリタケは、ホコリタケ科のキノコで湯通しして皮をむき、醤油やバターで串焼きにするとおいしい。
はんぺんのような口当たりは汁物にも合うという。
すでに何かに囓られている。
幼菌は白っぽくトゲが目立つが、老菌になるとトゲが無くなり黄土色から褐色に変色、中央部に穴ができて煙のように胞子を出す。

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ツルリンドウ(蔓竜胆)は、茎が蔓になって巻きつくのでこの名前があるが、巻きついているのはめったに見かけない。
里山から深山まで広く見かける。
このところ良く目にするミヤマママコナ(深山飯子菜)は、ゴマノハグサ科ママコナ属の半寄生の一年草。
御在所山と石立山のものは下唇の斑文が白かったがこれは黄色い。

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ヤマラッキョウ(山辣韮)は、ユリ科ネギ属の多年草で本州(福島県以西)〜沖縄に分布している。
三嶺周辺で見かけるものより大きい。
ヤブコウジ(藪柑子)は、ヤブコウジ科の常緑小低木。
樹高は10cmから20cmほどで葉の縁には尖った小さな鋸歯がある。
赤い果実が美しいので鑑賞用に栽培もされる。
別名ジュウリョウ(十両)。

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「岩場は危険」と書かれている。
ステップのある最初の鎖場は問題ないが、次の鎖場は少し手強い。

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最初の鎖場を越えると展望が広がり眼下には桐見ダムを望む。
一人のクライマー?が下降の準備をしていた。
ルートは無くクライマーが遊ぶ場所ではないということだ。

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2番目の鎖場は「え〜っ!」という感じで想定外だった。
横倉山は山頂近くまで道路が延び、老若男女、誰でも散策できる「楽ちん山」だろうという先入観があったのでこれにはビックリ!
うっかり誰でもが登れる山ではない(迂回路あり)。

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切り立った兜岩の縁に沿って登る。
一つ目の鎖はいきなりぶら下がるより左手から取り付く方がスタンスが取りやすい。

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岩や木につかまりながら左から回り込んで鎖へ取り付く。

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見晴らしが良い兜岩だが、尾根の南側は切れ落ちているのであまり前に近寄らないほうが無難。

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二つ目の鎖を登りきって迂回路を合わせると「かむと嶽石鎚神社」の祠が鎮座する。
岩尾根を更に進むと二つ目の祠があって裏側に出ると展望がよい。

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12時4分、駐車場から1時間40分で三角点に着いた。
なだらかな三角点のピークは木々に囲まれて展望はないが、北斜面を少し下ると開けた場所がある。

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三等三角点(774.3m)の基準点名は「金峰山」。
おあつらえ向きのテーブルやイスがセットされているので、森のテラスでランチタイムにしよう。

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日清の「カップヌードルマイ・レンジタイム エビトマトクリームヌードル」。
製品紹介は「コシとつるみのある、平打ちパスタ風麺に、濃厚なトマトの煮込み感のさわやかなクリーム系スープがよく合います。」
ということだ。スープはトマトの酸味が利いた穏やかな味わいでなかなか美味い。
カロリーも控えめの318kcal。
同じシリーズの「デミグラスヌードル」も良かったが、10月には「オニオングラタン風ヌードル」と「リッチカレーヌードル」が発売された。

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12時59分に再スタートして横倉宮へと向かう。
少し下ると鞍部から最後の登りが待っている。
登山道の真ん中にイノシシのヌタ場があった。

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13時13分、横倉宮に到着。
越知町観光協会のサイトでは、
「横倉山行在所で崩御された安徳天皇を、平知盛が玉室大神として、正治2年(1200)9月8日、中嶽山頂に祭ったのに始まり、奥の院または上ノ宮として称していましたが、明治元年(1868)4月御嶽(みたき)神社と改称。更に昭和24年(1949)12月、神社本庁統理の通達によって、横倉宮と改称しました。社殿は、玉室の嶽、今は馬鹿だめしといわれる石灰石の断崖上にあります。」
と紹介されている。

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裏手の馬鹿だめしへと続く立派な社殿。

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道標の「馬鹿試し」に従って社の左側から裏手に登ってみるとピークに祠が祀られ、南側(左)に侵食された石灰岩の岩場がある。

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馬鹿だめしを20mほど下った先は急に切れ落ち、高さ80mの断崖となっている。突端まで行ってみる。

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見上げる馬鹿だめしと南東方向(越知・佐川方面)の展望。

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馬鹿だめし社殿の右側へ出て帰りは表参道を下山。
下り始めてすぐに鳥居がある(写真は社に向かって撮影)。

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安徳水は環境省の名水百選によると、
「文治元年(1185年)屋島の合戦に敗れた平知盛一門は幼帝・安徳天皇を奉じて四国山中を潜幸の後、80余名がこの地に至り、二十五軒の住を構え、都とした折に、この湧き水を天皇の飲用水として用いたといわれている。また、これより二百年前、横倉山が日本国霊峰四十八ケ山の一つとなったころ、土佐唯一の修験道場として開山され、修験者の清め水として使用されたとも伝えられている。」
とある。
安徳水から程近い杉原神社の広い境内は杉の大木に囲まれている。

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参道は社の前で右に折れ、鳥居を背にして少しだけ登りになる。

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夫婦杉を過ぎると間もなく第二駐車場近くの林道へ出る。
ここから第一駐車場まで約1.3?の林道歩きとなる。

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織田公園へ寄ってみた。
サザンカ(山茶花)の自生種は白花だが園芸種には多くの色がある。
ツバキは花片と雄しべとセットで落ちて雌しべだけ残り、サザンカは花片だけバラバラに散って雄しべも残る。
ユリ科のホトトギス(杜鵑草)は種類が多く山野草としても人気が高い。
ほとんどが日本固有種で台湾、朝鮮半島に分布するものは日本から渡ったものと考えらていれる。

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14時23分、織田公園第一駐車場へ帰ってきた。
お手軽ではあるものの、森も深く手ごたえのある山だった。

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三嶺さんぽくらぶ


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