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山歩きとともに見たり聞いたり感じたことを。
<< 三嶺トレイル 2011.7.10 | main | 吹井(フケイ)2011.7.23 >>
白山 2011.7.16-20
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    海の日の連休を利用した「三嶺さんぽクラブ+」初の県外遠征は、夏でも雪が残る山としては最も西に位置する「白山」に決定。
    「白山」は日帰りも可能な山で初心者でも安心して登ることができる。
    太平洋高気圧の勢力が少しずつ弱まり、東に後退しているのと台風6号の動きが少し気になるが、「晴れ男」なので大丈夫だろう。

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    <早朝の大汝峰と火口湖(御前峰より)>

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    ■行先・位置
    白山(一等三角点 [白山] 2702.2m)
    石川県白山市・岐阜県白川村/北緯36度09分18秒・東経136度46分17秒
    ■コース水平距離 18.5km/20.6km(御来光・室堂〜御前峰往復含む)
    ■累積標高差 1922.5m/2215.5m(御来光・室堂〜御前峰往復含む)

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    白山にはいくつもの登山コースが整備されていて、よく利用されるのは、別当出合を基点として砂防新道(黒ボコ岩経由)を登り、エコーラインまたは観光新道で下山する一泊二日のコースだ。
    自分以外は初めての白山なので、もっともポピュラーな砂防新道を登った。
    帰りも同じ登山口への下山となるが、エコーラインや観光新道を使わず、展望歩道から南竜ヶ馬場経由としたことが今回のポイント。
    何と言っても早朝の「青い北アルプス」を見てもらいたいし、高山植物の多い「南竜ヶ馬場」付近を歩いてみたいという思いもあった。
    展望歩道は人が少なく静かな山歩きが楽しめる。
    【水平距離18.495km 沿面距離19.278km
              /累積標高差(+)1930m(-)1920m】

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    個人的に鉄道の旅が好きなので最寄駅の福井までの交通機関はJR、福井から登山基地の市ノ瀬までレンタカー、市ノ瀬から登山口の別当出合まで登山バスを利用する。

    ■ 7月16日(土) ■

    山旅初日の 16日は土讃線土佐山田駅から北陸本線福井駅を経て前泊のビジネスホテルまでの行程。

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    特急列車の発着番線が便によって変わるようになって1年余り経つ。
    以前は下り 1番線登り 2番線と決まっていたので間違うことは無かったが、逆のこともあるので要注意だ!
    1番線以外は弧線橋渡る必要があるので、一々確認しないと乗り遅れてしまう。
    特急列車の発着番線はあまり変えないでほしいものだ。
    土佐山田発 9時27分の「南風8号」は3番線に入線した (^^;) 連休の初日だけあってまずまずの乗車率。

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    座席に着いたら早速「プシュ!」、やはり旅は鉄道がいいねー。
    岡山駅の乗換時間は通常10分もあれば十分だが、グループで旅するときは切符のチェックや弁当を買ったりするための余裕を持っておくことも必要。

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    各自、気に入った弁当を購入して新幹線ホームへ。
    12時23分発のN700系「のぞみ122号」で新大阪までわずか52分。

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    新大阪駅に入線する富山行きの特急「サンダーバード14号」、下り方向が貫通車両となっている(見た目は非貫通の方がいいけどね・・・)。
    製造後30年経過した485系の「雷鳥」は、2011年3月12日のダイヤ改正で姿を消し、681系・683系の「サンダーバード」に統一された。
    「サンダーバード」 (Thunder bird)の名前の由来は、アメリカ先住民族のスー族に伝わる空想上の鳥(雷光と雨を起こす巨大なワシに似た鳥)だそうな。
    しゃれた名前にしたかったのだろうけど、アメリカの伝説を持ってこなくても日本の高山に棲む「雷鳥・らいちょう」でよいと思うけど。

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    サンダーバードの車窓から琵琶湖が見えてきた。
    新大阪から福井までの所要時間は1時間49分で15時35分の到着予定。

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    福井駅からはレンタカーで北陸自動車道福井北IC近くの「チサンイン福井」へ。
    市ノ瀬または白峰辺りで宿泊すれば朝が楽なのだが、近場は混雑しているので、手軽なビジネスホテルのシングルにした。
    チェックインを済ませたら、リサーチ済みの 「和がままダイニング 晴れる家」 さんで前祝。

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    開店の 5時半前に入店、翌朝は早いのでやりすぎに注意。
    白山は夏山シーズン中、別当出合までのマイカー乗り入れが規制され、市ノ瀬〜別当出合間はシャトルバスが運行される。
    福井〜市ノ瀬を1時30分と見込んで、5時始発のシャトルバスに間に合うこと目標に「2時50分集合、3時出発」を確認して水平飛行に移った。
    (前回は、「香北観光バス」で夜明け前に別当出合に着いていた。)

    ■ 7月17日(日) ■

    山旅2日目(登山1日目)の 17日は、早朝にホテルを出発、別当出合から白山 「御前峰」 へ登り、お池めぐりを楽しむ。

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    <大汝峰と火口湖>

    ■コースタイム
    別当出合 5:46(40分)→ 中飯場 6:26(47分)→ 甚ノ助避難小屋 8:13(37分)→ 南竜分岐 8:50(1時間9分)→ 黒ボコ岩 9:59(43分)→ 室堂 10:42(昼食)/12:32(1時間4分)→ 御前峰 13:36(展望タイム・お池めぐり)/14:05(1時間40分)→ 室堂 15:45
    【別当出合〜御前峰 5時間00分 お池めぐり 1時間40分 計 6時間40分】
    ■コース水平距離 10.1km
    ■天気 晴れ
    ■楽しさ ★★★★★(満点!)

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    山行 1日目は、登山口の別当出合から砂防新道を経て白山室堂へ。
    室堂で昼食後、最高地点の御前峰の山頂を踏んでからお池めぐり(室堂泊)。
    【水平距離10.135km 沿面距離10.515km/累積標高差(+)1636m(-)452m】

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    ホテルを予定通り3時に出発して 4時10分頃「市ノ瀬」に到着した。
    それでも駐車場はほぼ満車だ。
    昨年同じ時期に登った「びすたーり」さんのエッセイ(野生時代)では 2便目になったらしいけど、余裕で始発乗車の位置を確保した。
    この後、20〜30分の間に後続が続々と到着、駐車場からあふれた車は路肩などに駐車してバス停には長蛇の列ができた。
    バスを待っていると「びすたーり御一行様」と書いた小型バスがやってきた。
    山旅の経験をかわれてツアーの企画をすることになったのかな?

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    5年前に白山に来た時と印象が変わったことと言えば、「山ガール」が増えてウェアがカラフルになったこととツアー客が増えたこと。
    メジャーな○売ツアーやどこかで聞いたことのある○ミューズ○ラベルなど。
    点呼をする添乗員(ガイド)の声を良く聞いた。
    山は自分たちで計画してルートを決めるという行程も大切にしたいよね(飲み会が増えるけど)。

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    「べっとう」で「べんとう」なんちゃって親父ギャグはさておいて、炭水化物はしっかりおなかに詰め込んでいざ出発!
    まずは前方の吊橋を別当谷の左岸へ渡って別当谷と柳谷川の間の尾根をつめ、南竜分岐を目指す。

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    休憩ポイントの中飯場までゆっくり登って40分、体のアップがほぼ完了する。
    室堂泊なので急ぐことはない、ランチタイムに間に合えばOKだ。

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    キヌガサソウ(衣笠草)は、ユリ科キヌガサソウ属の多年草で、本州(中部以北)の日本海側の山地・亜高山帯に分布する日本の固有種。
    花弁に見える外花被片は葉が進化したもので枚数は 7〜12枚と様々だが常に葉の数と一致するところが面白い。
    マイヅルソウ(舞鶴草)は、ユリ科マイヅルソウ属の多年草で、北海道・本州・四国・九州の山地帯上部に分布する。
    2枚のハート型の葉に小さな白い花が似合う。
    この花は三嶺にも咲く。

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    別当谷を挟んで西側の観光新道を上り下りする登山者が見える。
    黄色く見えるのはニッコウキスゲのお花畑。

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    ハクサンチドリ(白山千鳥)は、ラン科ハクサンチドリ属の多年草で北海道〜中部地方以北の高山帯に分布する。
    ミヤマキンポウゲの咲く広場を過ぎると間もなく甚ノ助避難小屋に着く。
    花片は普通 5枚のはずだが、この花は八重咲き。
    低山に咲くキンポウゲ(ウマノアシガタ)にも八重咲きがある。

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    甚ノ助避難小屋はこの6月に共用開始されたばかりできれいだ。

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    甚ノ助避難小屋前の広場から白山五峰の別山(2399.4m)を望む。
    この付近には溶岩でできた柱状節理が見られる。

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    別山のチブリ尾根越しに願教寺山(1690.9m)や野伏ヶ岳(1674.3m)などが頭を出す。

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    アカモノ(赤物)は、ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木で、北海道、本州(主に近畿以北の日本海側)、四国に分布する。
    赤い果実から赤桃と呼ばれた。
    ヨツバシオガマ(四葉塩釜)は、ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草で、中部山岳や北海道などの高山に分布する。

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    南竜分岐で帰りに使う南竜道を右に分ける。
    この付近から高山植物が多くなる。

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    オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)は、ユリ科タケシマラン属の多年草で北海道と本州の中部以北の亜高山帯〜高山帯に分布する。
    小さなウリのような赤い果実をつける。
    モミジカラマツ(紅葉唐松)はキンポウゲ科モミジカラマツ属の多年草で、北海道・本州(中部以北)高山帯に分布する。
    カラマツソウ、ミヤマカラマツによく似ているが、カエデのような葉の形で区別する。

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    ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)は、ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で、北海道・本州(中部以北)高山帯に分布、尾根の岩陰などにひっそりと咲く。
    花盤は黄色のものが多いが赤いものも混じっている。
    シナノキンバイ(信濃金梅)は、キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草で北海道・本州(中部以北)高山帯に分布する。
    キンバイの中では花が最も大きく、雪渓が融けた後の草地で見かける。

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    ミヤマダイコンソウ(深山大根草)は、北海道・本州(中部以北)・奈良県(大峰山)・四国(石鎚山)亜高山〜高山の岩場に生える。
    ハクサンボウフウ(白山防風)は、セリ科カワラボウフウ属の多年草で北海道・本州(中部以北)の高山帯の分布する。
    複散型花序はぱっと見はイマイチだけど、よく見ると紫色の葯をつけた小さな花が可愛らしい。
    セリ科の花は種類が多くて区別が難しい。

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    ハクサンフウロ(白山風露)は、フウロソウ科フウロソウ族の多年草で北海道・本州(伊吹山以北)の高山の草原などに生える。
    三嶺に咲くシコクフウロより少し大きい。
    ノウゴウイチゴ(能郷苺)は、バラ科オランダイチゴ属の多年草で北海道・本州(北部から伯耆大山にかけての日本海側)の亜高山帯〜高山帯に分布する。
    能郷白山で発見された種で実は8〜9月に赤く熟し甘く香りも良い。

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    南竜分岐から別当谷の上部をトラバース、九十九折れの急登を黒ボコ岩まで一気に登る。
    別山が少しずつ下に見えるようになる。

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    延命水で喉を潤し、最後の急登を登りきると黒ボコ岩に着く。
    岩に上がったりして思い思いに展望を楽しむ。

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    ここまで来ると「登ってきた〜」という感じで、御前峰の山頂部分も見えてくる。
    黒ボコ岩からは高原のようになだらかな「弥陀ヶ原」の木道を進み右手から「エコーライン」を合わせ、ハイマツ帯に入ると「室堂」は近い。

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    ハイマツ帯の中程で弥陀ヶ原を振り返りながら一休み。

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    水屋尻雪渓を左に望みながらハイマツの中を一登りで「室堂」に着く。

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    「腹へった〜!」「白山室堂」内の食堂でランチタイム。
    自分は大好きな「カレーライス」と「ラーメン」、メニューには白山名物?の「とーふカレー」も。

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    食事と宿泊の手続きを済ませていよいよ最高点の「御前峰」を目指す。

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    コバイケイソウとクロユリのお花畑。

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    クロユリ(黒百合)は、ユリ科バイモ属の高山植物で中部以北に分布する。
    白山は最も有名な群生地となっていて、正式にはミヤマクロユリという。
    匂いは良くないので嗅がない方が良い。
    クルマユリ(車百合)は、ユリ科ユリ属の多年草で、近畿以北の亜高山帯から高山帯に分布、花は小さめ。

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    高天ヶ原の分岐で一休み。

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    気持ちよくて思わず背伸びもしたくなる。
    山頂までもう一踏ん張り。

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    山頂付近から室堂平と別山を俯瞰する。

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    白山神社奥宮で登山の無事を祈る?

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    最高峰「御前峰」の一等三角点「白山」2702.2mで記念撮影。

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    御前峰から望む「剣ヶ峰(2684m)」と「大汝山(2677m)」、眼下には残雪の紺屋池、油ヶ池、翠ヶ池など大小の火口湖が点在する。
    「白山」とは、最高峰の御前峰(2702.2m)、剣ヶ峰(2677m)、大汝峰(2684m)の「白山三峰」を中心とした周辺の山峰の総称で、別山と三ノ峰を加えて「白山五峰」といい、更に南北に延びる峰を加えて白山連峰ともいう。

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    御前峰からの 360度の展望をしばらく楽しんでからお池めぐりへ。

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    池の周囲にはたくさんの高山植物が咲く。
    中でもチングルマは、高山を代表する花だ。
    チングルマ(珍車、稚児車)は、バラ科チングルマ属の落葉小低木で北海道・本州(中部以北)の高山帯に分布し雪渓周辺の草地や砂礫地に生える。
    花が終わった後、花柱が放射状に広がる。
    由来はこの実の形が稚児車(ちごくるま/こどもの風車のこと)に見えたことから。
    チングルマは「木」なので、秋には赤い絨毯を敷き詰めたように紅葉する。
    花・実・紅葉と三拍子そろって楽しめて個人的にお気に入りの植物だ。

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    雪の上の落葉で日向ぼっこをするにカメノコテントウ。

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    大汝峰と翠ヶ池(左)、そしてさっきまで山頂にいた御前峰と油ヶ池。

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    泳いでみたくなる油ヶ池、でも冷たいだろうなあ。

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    翠ヶ池と噴煙を上げる?剣ヶ峰。

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    千蛇ヶ池に向かってゆるゆると下る。

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    アオノツガザクラの群落の中にコイワカガミが遠慮がちに咲いている。

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    ハクサンコザクラ(白山小桜)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、日本海側の高山帯(白山〜飯豊山)の雪渓周辺や湿地帯などに分布する。
    白山を代表する花で花期は 6〜8月。

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    お花畑を巡りながら御前峰の西側を周回して室堂へと下る。

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    白山室堂に帰ると間もなく夕食タイム。
    背負ってきた赤と白のワインも忘れずに。

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    夕食後、一休みしてサンセットを見物する。
    東から西に向かってガスがどんどん湧いてきた。

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    ガスが赤く染まる幻想的な演出で特別な夕景になった。
    ビューティフル!

    ■ 7月18日(月) ■

    山旅3日目(登山2日目)の 18日は早朝、ご来光を拝むため再度御前峰の頂へ登り、展望歩道から南竜ヶ馬場を経て砂防新道を下る。

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    <御前峰山頂でご来光を拝む>

    ■コースタイム
    室堂 3:40(34分)→ 御前峰 4:14(ご来光)/5:06(31分)→ 室堂 5:37(朝食)/6:51(57分)→ アルプス展望台 7:48(40分)→ 南竜ヶ馬場 8:28(29分)→ 南竜分岐 8:57(19分)→ 甚ノ助避難小屋 9:16(54分)→ 中飯場 10:10 (39分)→ 別当出合 10:49
    【室堂〜御前峰往復 1時間5分 室堂〜別当出合 3時間58分 計 5時間3分】
    ■コース水平距離 8.3km(ご来光登山を含まない)
    ■天気 晴れのち曇り時々雨
    ■楽しさ ★★★★★(満点!)

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    山行 2日目の朝は3時に起床してご来光を拝むため再び御前峰を目指す。
    (マップ・垂直プロファイルには、ご来光登山の往復を含まない)
    【水平距離8.323km 沿面距離8.728km/累積標高差(+)294m(-)1470m】

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    ヘッドランプの列が御前峰へと続く。
    山頂東側の一角に陣取って日の出を待つと立山・剱、槍・穂高など北アルプスの主立った稜線がシルエットになって浮かび上がる。

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    夜から昼に変わるこの時間帯はほんとに美しい。
    Sさんが思わず「超きれい!」と声を上げる。

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    剣岳・立山から少し南の薬師岳(2926m)付近からご来光が昇った。

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    白山神社奥宮では朝の神事が始まる頃、御前峰西方には「影白山」が見える。

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    室堂に帰って朝食をいただきま〜す。
    腹ごしらえを済ませて展望歩道へ出発!

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    雪渓の向こうに別山を望みながらコバイケイソウの咲き乱れる賽の河原を抜け東へ進む。

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    白川村への平瀬道を左に分け、御前峰をバックに緩やかな登山道を南に下る。

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    槍・穂高連峰の青い主稜線が浮かぶ。
    左から槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳、大キレットを挟んで北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳・前穂高岳。

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    白馬岳と鑓ヶ岳、そして剱岳と立山周辺の山々。

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    北アルプスの南にはどっしりと大きな御嶽山が笠雲をのせて控えている。
    (アルプス展望台にて)

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    前方に南竜ヶ馬場のテントサイトが見えてきた。
    山うば谷の雪解け水が高山植物を育む。

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    少し湿り気のある場所を好むイワイチョウは葉がイチョウに似ている。
    ポツポツと白く見えているのがイワイチョウの花。
    イワイチョウ(岩銀杏)は、ミツガシワ科イワイチョウ属(1属1種)の多年草で北海道・本州(中部以北)の雪の多い湿原などに分布する。

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    チングルマの群落!
    南竜ヶ馬場周辺は湿原が広がり植物が多い。

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    嗅がないほうがいいとは思うけど、クロユリの匂いも一応嗅いでみる。

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    南竜ヶ馬場までやって下って来た。
    左に100mほどの高台に野営場、右手には南竜山荘と南竜ヶ馬場ビジターセンターが建つ。
    山荘前を通ってエコーラインを合わせると、昨日通った南竜分岐はもう近い。

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    油坂の頭から御舎利山、別山へと続く峰と南竜湿原が箱庭のように広がる。

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    南竜分岐(前日は左から右に登った)を経て、甚ノ助避難小屋で一休み。

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    橋を右岸に渡れば部当出合で山歩きは終了だ。

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    シャトルバスの便も丁度良く、市ノ瀬までスムーズに帰ってきた。
    麓の白峯温泉「白山総湯」で汗を流して永平寺へ向かう。

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    「永平寺蕎麦」の看板に引かれて 7月12日に移転オープンしたばかりの「キッチン天山」で少し遅いランチタイムをとった。
    専門は中華料理のようだが蕎麦も旨い。

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    永平寺は、今から約 760年前の寛元 2年(1244年)、道元禅師によって開創された出家参禅の道場で曹洞宗大本山。
    本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏で、横浜の總持寺とならんで日本曹洞宗の中心寺院(大本山)となっている。
    拝観料は大人 500円、4回目の拝観。
    吉祥閣でレクチャーを受けてから七道伽藍を巡る。

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    144名の画家によって描かれたという傘松閣の天井画、写真撮影禁止のところが多い神社・仏閣に中にあって永平寺は禁止されていない。
    ただし、「修行僧にカメラを向けることはご遠慮下さい」とある。

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    境内は約 10万坪(33万平方メートル)の広さをもち、樹齢 700年といわれる鬱蒼とした老杉に囲まれた静寂なたたずまいは、出家道場として誠にふさわしい霊域で、2百余名の修行僧が、日夜修行に励んでいる(パンフレットより)。
    仏殿と内部の様子。

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    大佛寺山に拠って、渓声山色豊かな幽邃の境に七堂伽藍を中心とした大小 70余棟の殿堂楼閣が建ち並んでいる。
    法堂から一文字廊と仏殿を見下ろす。
    雨が降った後はしっとりとして風情がある。

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    仏殿からの僧堂と山門、山門からの中雀門。
    永平寺観光を終え車を置いた土産物屋でお土産を買って宿へ向かう。
    福井からはJRなのでたくさん買うと大変だ。

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    この日の宿は美山森林温泉「みらくる亭」。
    福井市の施設で同じ指定管理者がいくつかの類似施設を運営している。
    口コミ評価も割と良かったので「じゃらん」で予約しておいた。
    平日なので混んでなくてよかったが山の斜面に配置された客室への移動は階段が多いので登山の続きのようだ(管理棟にはエレベーターあり)。

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    客室の様子、山の中だが居心地は良い。
    一風呂浴びて祝杯をあげるため宴会場へ移動。

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    料理はてんぷら、肉、蕎麦などが次から次へと出てくるけど、手をつけずに待つわけにいかないのでとりあえず最初の1枚。
    今日のビールはまた格別。

    ■ 7月19日(火) ■

    19日は山旅日程最後の1日になるはずだったが、台風6号の影響でもう1日伸びることになる。

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    朝食といただいて福井駅へ向かう。

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    未明に徳島県南部を通過し和歌山県潮岬へと進む台風6号の影響で瀬戸大橋線は止まっているらしい・・・
    が、サンダーバード 14号でとりあえずビールを飲む。

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    瀬戸大橋が通れないことが確実となり、真昼間からビールで作戦会議?
    大阪駅地下街の「よろこんで 庄や」にて。

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    バス、レンタカーで明石海峡大橋経由の案も出たが、バスもすでに止まっていてビールを飲んでないのはSさんのみ。
    さっさと諦めて難波のワシントンホテルに宿を取り、「なんばグランド花月」 へ。
    足元はみんなどたぐつだ。
    大阪は台風のことなど全く感じないほど静か。

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    夕食?お好み焼きの「鶴橋 風月」。
    台風のおかげで今夜もやれる。

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    2次会は居酒屋チェーンの「ちっちり」なんば千日前店で。
    締めは道頓堀の「神座(かむくら)」のラーメン、ネギをたっぷり乗せていただく。
    ラーメン好きにはたまらない美味さ。

    ■ 7月20日(水) ■

    山旅5日目(追加の1日)の 20日は難波からとりあえず JR大阪駅へ移動して岡山までの切符を購入、瀬戸大橋線が何時から動き出すかは、はっきりしないが、「南風9号(12時5分発)」の自由席を確保することを目標に岡山へ向かった。
    9時38分の「こだま743号」博多行きは岡山に10時59分に着く。
    (11時5分発の南風7号が動いたとしても座席の確保は不可能)

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    レールスター編成の 2×2なのでゆったりしている。
    土讃線の特急は狙っていた 12時5分発の「南風9号」から動き始めた。
    もともとこれに乗るつもりだった人に足止めをくった人が加わり、少し混雑する岡山駅8番ホーム。

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    早めに並んだので全員の席を確保、車両の編成が変わったので指定席を持っている人も混乱していた。
    列車は 10分程度の遅れで土佐山田駅に到着。
    1〜2泊でやれる白山登山に4泊5日も費やした贅沢な山旅となった。

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    三嶺さんぽくらぶ


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    | 白山 | 06:00 | comments(0) | - |