- 2017.06.08 Thursday
綱附森トレイル 2017.6.3
JUGEMテーマ:山行記録
大きな丘のようななだらか稜線の綱附森。
味わい深さという点では今ひとつだが、展望のよさと里山を歩くような気軽さがある。
<綱附森>
■行先・位置
綱附森(二等三角点 [安野山] 1643.2m)
高知県香美市・徳島県三好市/北緯33度47分57秒・東経133度56分28秒
■(*)コースタイム
綱附森登山口 15:19(9分)→ 1380mピーク 15:28(14分)→ 標高点・1421m 15:42/15:44(2分)→ 湿地 15:46/15:47(14分)→ 標高点・1460m 16:01(21分)→ 綱附森 16:22/16:29(12分)→ 標高点・1460m 16:41(11分)→ 湿地 16:52(3分)→ 標高点・1421m 16:55(13分)→ 1380mピーク 17:08(6分)→ 綱附森登山口 17:14
<行き 1時間00分 帰り 44分 計 1時間44分>
*コースタイムポイント(/あり)での休憩時間は含まない
■コース水平距離 約 9.2km
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
東笹林道の綱附森登山口から緩やかなアップダウンの稜線をピストン。
水平距離約9.2km(沿面距離9.4km)、最大標高差400m、累積標高差800mと手軽なトレラン向きのコース。
【水平距離9.191km 沿面距離9.418km/累積標高差(+)805m (-)792m】
県道217号久保大宮線を三嶺方面へ進むと目指す綱附森が見えてくる。
すでに2時を回っている。
昼過ぎまで仕事だったので出発が遅くなってしまった。
急いでいるときに限ってこれだ。
電柱の立て替え作業のため15分ほどの待ち合わせ。
(県道49号大豊物部線・物部町笹中番付近)
10人ほどの登山者が帰り支度をしていた矢筈山駐車場を通過。
綱附森登山口には誰もいない。
登山口をスタートしたのは15時19分。
急がないと日が暮れてしまう (^_^;)
登山口を彩るオンツツジ。
のんびり写真を撮るわけにもいかない。
1380mのピークまで約500m、標高差120mの登り。
駐車場にいた人たちが登っていたのか足跡が多数。
1380mの小ピーク。
小さなコブを1つ越えて標高点1421mに向かう。
県境尾根から南に分岐する尾根と合流。
分岐する尾根は三等三角点 [中上] を通って久保高井方面へ下っている。
分岐付近の大きなミズナラ。
ミズナラ(水楢)は、ブナ科コナラ属の落葉高木。
ブナより大きな葉は鋸歯のギザギザも大きい。
ジャパニーズオークと呼ばれ、日本ではウイスキーの樽に使われる。
標高点1421mの小ピーク。
綱附森と天狗塚〜三嶺の稜線。
どっしりとした丘のような山容の綱附森。
山頂からまっすぐ下った時は最悪のヤブコギだった。
石立山とは対照的な登山道はランニングに最適。
気分も楽ちん (^o^)
上韮生(久保安野尾)と東祖谷を結ぶ峠の鞍部(標高約1365m)。
地形図には峠道が示されている。
標高点1460mのブナの林でカッコウが鳴いている。
この時期、山ではカッコウ、麓ではホトトギスの声をよく耳にする。
平らな牛ノ背とピラミダルな天狗塚。
山頂まで残り1.2km。
迷うところも危険な場所もない。
昼から石立山は嫌だけど。
綱附森ならOK。
登山口から約4km、三嶺も近くなった。
ブナは毎年実をつける訳ではない。
今年は裏年のようだけど、1本のブナだけ実が鈴なり!
ブナの実はカロリーが高く、山の動物たちの重要な食料。
クルミのように甘くて美味しいらしいけど、まだ食べたことがない。
クマちゃんの大好物。
往路のゴールまで残り0.2km。
16時22分、登山口から1時間03分(休憩含む)で綱附森に到着。
山頂の二等三角点 [安野山]。
<基準点の概要>
●基準点コード:TR25033575501
●等級種別:二等三角点
●冠字選点番号:興27
●基準点名:安野山
●標高:1643.2m
トレランザックは、初使用の ウルトラスパイア ザイゴス 2.5
UltrAspire Zygos 2.5(2017年モデル)は、前から気になっていたZygos 2.0(ヤマケンモデル)のアップデート版。
「軽量性、通気性、フィット感を追求した非常に汗抜けの良い、トップアスリート向けモデルです。」ということだけど、自分のような「アスリートもどき」にも最適!
¥25,704(税込)とお値段もトップクラスなのは痛い (T_T)
ウルトラフラスク 550(550ml)2本を標準装備。
綱附森山頂からの展望は良好。
天狗塚〜西熊山〜三嶺〜白髪山の稜線(2枚合成)。
南に永瀬ダム湖や御在所山などを望む。
梅雨入りが近い感じの空模様で太平洋は霞んでいる。
滞在時間10分足らずで誰もいない山頂を後にした。
快適なトレイルはロードを走るより気持ちいい!
高知県側から徳島県側へ向かってシカの群れが横切っていった。
写っているのはシャッターが間に合った最後の一頭だけ。
南に勘定山(右から2つ目)と大磯の平(右から1つ目)。
17時14分、山頂から44分で登山口に帰ってきた。
早く帰ってビール♪ビール♪
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- 06:16
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- by ジャンダルム