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北アルプス

黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳 2015.9.19〜21[2]

JUGEMテーマ:山行記録

■ 9月20日(日) 黒部五郎小舎〜鷲羽岳〜水晶岳〜三俣山荘 ■

黒部五郎小舎を6時前にスタートして翌日登る三俣蓮華岳をトラバース。
午後には混雑しそうな三俣山荘の宿泊手続きを済ませてから、鷲羽岳・水晶岳を縦走し、黒部川源流を下って三俣山荘に戻った。

鷲羽岳
<黒部川源流付近からの鷲羽岳>

深田久弥はその著書「日本百名山」に、
「黒部と言えば、その谷の深さと嶮しさと美しさで有名だが、
その黒部川が産声をあげるのが鷲羽岳である。」
と書いている。

三嶺さんぽ通信

■行先・位置
鷲羽岳(標高点・2662m、三等三角点 [中俣] 2661.3m)
富山県富山市・長野県大町市/北緯36度24分11秒・東経137度36分19秒
水晶岳/南峰(標高点・2986m)
富山県富山市/北緯36度25分35秒・東経137度36分10秒
水晶岳/北峰(三等三角点 [水昌山] 2977.9m)
富山県富山市/北緯36度25分38秒・東経137度36分09秒
■コースタイム
黒部五郎小舎 5:51(1時間4分)→ 三俣蓮華岳トラバース分岐 6:55/6:56(38分)→ 三俣山荘 7:34/8:00(48分)→ 鷲羽池・槍ヶ岳展望 8:48/8:52(7分)→ 鷲羽岳 8:59/9:18(25分)→ ワリモ岳 9:43/9:47(14分)→ ワリモ北分岐 10:01/10:02(32分)→ 水晶小屋 10:34/10:45(29分)→ 水晶岳 11:14/11:24(7分)→ 水晶岳(三角点)11:31/11:45(7分)→ 水晶岳 11:52(28分)→ 水晶小屋 12:20/12:51(23分)→ ワリモ北分岐 13:14/13:15(8分)→ 岩苔乗越 13:23/13:27(45分)→ 黒部源流碑 14:12/14:14(35分)→ 三俣山荘 14:49
<6時間50分(*)/8時間58分(休憩・昼食時間を含む)>
*コースタイムポイント(/あり)での休憩時間は含まない
■コース水平距離 14.3
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

鷲羽岳・水晶岳マップ 鷲羽岳・水晶岳プロファイル
黒部五郎小舎を起点に三俣山荘(大休止)から鷲羽岳、水晶岳まで縦走
水晶小屋(昼食)から岩苔乗越、黒部源流を経て三俣山荘(泊)までの行程
【水平距離14.292km 沿面距離14.833km/累積標高差(+)1579m (-)1374m】

黒部五郎小舎
朝食は5時からの先着順、と言っても空いているので問題ない。

黒部五郎小舎
「お世話になりました。」

笠ヶ岳
テント場の向こうに見える笠ヶ岳の稜線。
「こんな風に見えるのか!」なのだ。
左に秩父岩付近が、右端に笠ヶ岳の山頂が見える。
この8月末に左から右まで歩いたのだ。

黒部五郎小舎 黒部五郎小舎
小屋後側の三叉路を左折。
三俣蓮華岳の西側ピーク(標高点・2661m)に向かって登り始める。

黒部五郎岳
黒部五郎小舎がずいぶん下になってきた。
筋肉痛はあまり感じない。

笠ヶ岳
先月歩いた笠ヶ岳は秩父岩の手前が急登で後は緩いアップダウン。

双六岳
明日歩く丸山(左)と双六岳。

チングルマ
チングルマが朝日を受けて輝く。

祖父岳
三俣蓮華西側の尾根に出た。
快晴だ!

黒部五郎岳
すっかり日が当った黒部五郎岳。

三俣蓮華岳トラバース 三俣蓮華岳トラバース
三俣蓮華は明日登ることにして、トラバースへ。
ちょっと腹の調子が悪い (>_<)

槍ヶ岳
ハイマツの中に潜るのも面倒なので山荘へ急ぐ。
三俣蓮華岳の北尾根を乗越すと、槍ヶ岳が見えてきた。

鷲羽岳
三俣山荘が見えた!
左上は鷲羽岳の山頂。

三俣蓮華岳
三俣蓮華岳の北尾根と残雪。

三俣蓮華岳キャンプ場
三俣蓮華岳キャンプ場と三俣山荘。

三俣山荘
7時34分、黒部五郎小舎から1時間43分で三俣山荘に着いた。
トイレが外にないので急いで中へ (^^;)
(テント場があるのに外にトイレがないというのはどうなんだろう?)

シルバーウイーク2日目は、どこの山小屋も混むはず。
ついでに、宿泊の手続きをしておいた方がいいだろう。
受付の人によると、予約状況から2枚に5人という状態が想定されるらしい・・・

三俣山荘
コースタイムの短い源流コースを通って先に水晶岳、帰りに鷲羽岳の予定だったのだが、ルートを確認せずに鷲羽岳の登山道へ入っていた。

三俣蓮華岳
尾根に出て分岐がないのに気がついた。
源流へはテント場から下るのだ!

祖父岳
引き返す気にはなれないので、鷲羽から先に登ることにした。
(結論としては、これがよかった)
進行方向の左に見える祖父岳との間の沢筋が黒部川の源流。
goo辞書には、源流「ある川のもととなる水の流れ。水源。」とある。
そりゃそうだろうけど、支流もいくつもある訳であって・・・

黒部五郎岳
1つの水系の中でも、流路延長が最も長い(流域面積が広い)流路が本流で、その流れが始まる部分(一番奥)が源流ということになる。
鷲羽岳から発生し、黒部五郎岳と雲ノ平の間を下る谷が黒部川の本流になる。

鷲羽岳
黒部五郎岳ほどではないけど、そこそこの急登だ。

双六岳
三俣山荘が下になって、双六岳(中央)とその右に笠ヶ岳が見えてきた。

鷲羽池
鷲羽池(鷲羽池火口)と槍ヶ岳。
鷲羽池火山は、鷲羽岳の南東斜面に形成された火山で、はっきりとした火口地形が残っている。

鷲羽池
鷲羽池火口のアップ。
周囲を歩くこともできるようだ。
鷲羽池火口南東の硫黄沢では20年ほど前まで噴気活動があったようで、今でも硫黄が臭ってくる。

槍ヶ岳
槍ヶ岳と大雨で2回も敗退し、懸案事項となっている北鎌尾根。

鷲羽岳
山頂にはすでに大勢の登山者がいた。

鷲羽岳
8時59分、鷲羽岳山頂到着。
三俣山荘からは、休憩・写真撮影込みでほぼ1時間(59分)。

鷲羽岳 鷲羽岳三角点
<基準点の概要>
●基準点コード:TR35437448801
●等級種別:三等三角点
●冠字選点番号:坐23
●基準点名:中俣
●標高:2924.4m

野口五郎岳
水晶小屋から続く北東方向の尾根上には、野口五郎岳(2924.5m)。

鹿島槍ヶ岳
そのずっと奥には鹿島槍ヶ岳と五竜岳など後立山の峰々。

黒部五郎岳
黒部五郎岳の全容をオリジナルフォーマットの3:2で。
氷河に削られたカールの様子がよく分かる。
それにしても、よく歩いてきたなあ。

ワリモ岳
尾根通しに一旦下ってワリモ岳へ向かう。

ワリモ岳
ほとんどの人が登らずに通り過ぎるワリモ岳の山頂。
百名山でもなく三角点もない小さなピークに過ぎないが、展望はよい。

ワリモ岳
ワリモ岳から水晶岳を望む。
やはり、少し硫黄が臭ってくる。

ワリモ北分岐 ワリモ北分岐
ワリモ北分岐を通過し、水晶岳へ向かう。
(帰りは、左の岩苔乗越方面へ下る)

水晶岳
ワリモ北分岐付近から水晶岳と薬師岳を望む。
雲ノ平と水晶岳の間の沢も黒部川の支流ということになる。

鷲羽岳
水晶岳への縦走路から振替って(2枚合成)。
中央に鷲羽岳とワリモ岳。
ワリモ岳の右奥に丸山と三俣蓮華岳。
更に右に黒部五郎岳。
左奥には槍ヶ岳。

水晶岳
水晶岳が近づいてきた。

水晶小屋
尾根を東に越えると人がたくさんいて、水晶小屋の屋根が見えてきた。

水晶小屋
水晶小屋は定員30人の小さな山小屋。
予約制にはなっていないが、小さい小屋なので常に混み合っているという。

水晶小屋 水晶小屋
中の人が食べているのは、水晶小屋名物の「力汁」のようだ。
旨そうだけど、先に山頂を踏んでくることにしよう。

水晶岳
深田久弥はその著書「日本百名山」で水晶岳について
「文字通り北アルプスのどまんなかであって、
俗塵を払った仙境に住む
高士のおもかげをこの山は持っている。」
と書いている。

水晶岳
山頂まで小さなコブが連なっている。

水晶岳
水晶小屋から山頂まで40分のコースタイムになっている。
あと一息!

水晶岳
11時14分、水晶小屋から29分で水晶岳南峰(標高点・2986m)に着いた。
山頂は標高点のみで三角点はない。
道標のすぐ後で食事をしている人もいて、狭い山頂は混雑していた。
(大勢が記念撮影する場所なので、食事は離れてとってもらいたい・・・)

水晶岳
山頂から三角点が設置されているはずの北峰を望む。
(めったにようこんき、行っちょこうか・・・)

水晶岳
三角点のある北峰には誰もいなかった。
三角点ハンターという訳でもないが、こっちは静かだ。

<基準点の概要>
●位置:富山県富山市/北緯36度25分38秒・東経137度36分09秒
●基準点コード:TR35437541801
●等級種別:三等三角点
●冠字選点番号:坐31
●基準点名:水昌山
●標高:2977.9m

水晶岳
北峰から見る南方(山頂)。
向こうが8mほど高い。

黒部ダム
北峰からは、黒部ダムがよく見えた。

立山
赤牛岳とその後ろに五色ヶ原。
奥には、右の高い方から立山、剱岳、奥大日岳、大日岳。

水晶池
西に雲ノ平(左下)と昨日歩いた北ノ俣岳(左奥)。
北西(右)に薬師岳。
下の方に池が見える。

水晶池
水晶池(標高2290m)だ!

雲ノ平
黒部五郎岳と雲ノ平。

雲ノ平
雲ノ平のアップ。
人気の雲ノ平山荘が見える。

水晶小屋
水晶岳の本峰に戻って下山。
カールの先の小ピークの下に水晶小屋が見える。

水晶小屋
お腹が鳴るので水晶小屋へ急ぎ足。

水晶小屋
おなか空いた−!
やはり、燃料は欠かせない (^^;)

水晶小屋
力汁は、「餅の入った大盛りの味噌汁」というイメージ。
でも、旨い!

水晶小屋
竹村新道からか、ブナ立尾根からか?
裏銀座縦走コースを登ってくる登山者も多い。

ワリモ北分岐 ワリモ北分岐
食事を済ませたら、ワリモ北分岐まで戻って岩苔乗越へ下る。

岩苔乗越
岩苔乗越(いわたけのっこし)を左に折れる。

黒部川源流
黒部川の源流域の沢沿いに下る。
黒部に流れ込む谷は沢山あるが、延長が一番長い谷がこれということだ。

黒部川源流
源流から鷲羽岳を見上げる。

鷲羽岳
色づき始めた木々と青空のコントラストが美しい。

ハクサンフウロ ウサギギク
紅葉したハクサンフウロにまだ花が残っていた!
遅咲きのウサギギクも残っていた。

黒部川源流
下ってきた源流域の谷から岩苔乗越方面を見上げる。

黒部川水源地標 黒部川源流
「黒部川水源地標」まで下ったら三俣まで45分の登り返しが待っている。

鷲羽岳
澄んだ水の小さな沢。
気持ちいい!

鷲羽岳
鷲羽岳を左に見上げながら三俣へ向かう。

三俣蓮華岳キャンプ場
三俣のテン場に到着。
張る場所を見つけるのが難しいほど、テントの数が多い。

三俣山荘
14時49分、三俣山荘に帰ってきた。
ここを出たのが、ちょうど8時だったので、休憩・昼食込みで6時間49分だ。
それはそうとして、宿泊の手続きをする登山者の列ができていた!
午前中に手続きを済ませておいてよかった (^^)

三俣山荘
サッポロと言えば山のビールだ!
大混雑のため、ビールは1人1缶のみの限定 (>_<)
1つでも手に入っただけで上等だ!

槍ヶ岳
山荘の前からは槍ヶ岳の堂々とした姿が見える。

槍ヶ岳
高倍率でないので、少しだけズーム。
「槍」は、やはり「槍」だけのことがある。

三俣山荘
山荘の受付と談話室。
食堂へは階段を右上に上がる。

三俣山荘
見晴らしのよい食堂で4時半から1番目の早い夕食となった。
この日は5番目ぐらいまで入れ替わりがあったらしい。

三俣山荘
シカのジビエシチューが美味い。
北アルプスの高山植物が食べ尽くされないよう、シカを食べよう!
三嶺の様子を知る自分たちにとって、人ごとではない。

三俣山荘
混雑する室内。
といっても、布団1枚に2人から2.5人。
自分は、実質1枚に2人なので余裕だわ。
座って寝なけりゃなんない、秋の涸沢ヒュッテ(1枚に5人?)と比べると全然問題ない。

三俣山荘
まだ明るいので表に出て大雪渓を追加!
これ、どこかで飲んだことがあるような気がする。

三俣山荘
日が落ちて5℃前後になってくると、上着を着ないと寒くなってきた。
そろそろ休むとしよう。

⇒ 登山1日目へ
⇒ 登山3日目へ

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三嶺さんぽくらぶ


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