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北アルプス

笠ヶ岳 2015.8.27〜29[1]

JUGEMテーマ:山行記録

槍・穂高主稜線の西方に聳える飛騨の名峰 笠ヶ岳。
大暴れした台風15号通過直後の週末、新穂高温泉から双六小屋へと至る小池新道の下見も兼ねて奥飛騨を訪ねてみた。

笠ヶ岳
<槍・穂高主稜線からみる笠ヶ岳>

三嶺さんぽ通信

深田久弥はその著書「日本百名山」に、
「この山ほど
その名に忠実なものはない。
どこから望んでも
笠の形を崩さない。」
と書いている。

■行先・位置
弓折岳(標高点・2592m、三等三角点 [中平] 2588.5m)
岐阜県高山市/北緯36度20分58秒・東経137度35分47秒
大ノマ岳(標高点・2662m)
岐阜県高山市/北緯36度20分40秒・東経137度35分07秒
抜戸岳(三等三角点 [奥笠ケ岳] 2812.9m)
岐阜県高山市/北緯36度19分40秒・東経137度34分30秒
笠ヶ岳(二等三角点 [笠ケ岳] 2897.6m)
岐阜県高山市/北緯36度18分56秒・東経137度33分01秒
■コース水平距離 31.4
■天気 曇り時々晴れ(1日目) 雨のち曇り(2日目)
■楽しさ ★★★★★(満点!)

笠ヶ岳マップ 笠ヶ岳プロファイル
<登山1日目>
新穂高温泉から鏡平を経て弓折乗越まで小池新道を利用。
稜線に出たら南西に伸びる尾根を縦走し弓折岳、抜戸岳を経て笠ヶ岳へ。
<登山2日目>
笠ヶ岳山荘から笠新道を利用して新穂高温泉へ下山。
【水平距離30.951km 沿面距離31.894km/累積標高差(+)2724m (-)2709m】


■ 8月27日(木) 高知〜名古屋〜新穂高 ■

山旅初日の27日は、高知を夕方に出発。
鉄道と夜行バスを利用して登山基地の新穂高へと向かった。

南風・しまんと
17時28分発の「南風24号・しまんと6号」。
高松ゆき「しまんと」(7〜6号車・前2両)と岡山ゆき「南風」(3〜1号車・後ろ3両)を連結する多層建て列車。

南風
名古屋から新穂高(高山市)まで夜行バス利用なので、JRは「ゆき」が名古屋まで「かえり」が高山からとなる。
(片道運賃)土佐山田 → 名古屋(530.9キロ)8,680円
      高山 → 土佐山田(697.6キロ)10,410円
      合計 8,680+10,410円=19,090
(往復割引)往復乗車券は、片道の営業キロが601キロ以上あれば、
      「ゆき」、「かえり」の運賃がそれぞれ1割引になる。
      高山までの往復 10,410円×0.9=9,360円×2=18,720
※乗らない「名古屋 → 高山」を含めて、往復で買った方が少しお得!

南風
駅のセブンイレブンで買った軽い夕食とビールで旅の気分を満喫♪
夕刻の車窓に空き缶が並ぶ頃、岡山に到着。

のぞみ
23番ホームで「のぞみ60号(東京行き)」に乗換。

のぞみ のぞみ
追加の一杯。
ちょっとやりすぎたか。

名鉄
名古屋駅南口を出て隣の名鉄ビルへ。
3階の名鉄バス8番乗場で23時00分発の上高地行き夜行バスに乗車。
上高地行きだけあって、待っている乗客のほとんどが登山者だった。


■ 8月28日(金) 新穂高〜鏡平(小池新道)〜笠ヶ岳 ■

バスを降りた新穂高を早朝に出発。
鏡平を経て弓折乗越まで小池新道を歩いて、稜線に出たら尾根通しに弓折岳、大ノマ岳、抜戸岳を経て笠ヶ岳まで縦走。

鏡平山荘
<鏡平山荘>

■(*)コースタイム
新穂高ロープウェイ 4:24(4分)→ 新穂高登山指導センター 4:28(洗面・登山届提出)/5:12(39分)→ 中崎橋 5:51(8分)→ 笠新道登山口 5:59/6:00(8分)→ わさび平小屋 6:08(トイレ休憩)/6:34(15分)→ 小池新道分岐 6:49/6:53(35分)→ 秩父沢出合 7:28/7:33(23分)→ イタドリケ原 7:56/7:57(24分)→ シシウドケ原 8:21/8:26(29分)→ 鏡平(鏡池) 8:55/8:58(2分)→ 鏡平山荘 9:00/9:33(45分)→ 弓折乗越 10:18/10:21(7分)→ 弓折岳直登ルート下降点 10:28(3分)→ 弓折岳 10:31/10:32(16分)→ 大ノマ乗越 10:48/10:52(27分)→ 大ノマ岳 11:19/11:22(17分)→ 秩父平 11:45/11:48(39分)→ 秩父岩 12:27/12:33(25分)→ 抜戸岳 12:58/13:05(7分)→ 笠新道分岐 13:12/13:13(12分)→ 標高点・2753 13:25/13:27(41分)→ 笠ヶ岳山荘 14:08(14分) → 笠ヶ岳 14:22/14:26(8分)→ 笠ヶ岳山荘 14:34
<笠ヶ岳山荘 7時間06分、笠ヶ岳 7時間20分、笠ヶ岳山荘 7時間28分>
*コースタイムポイント(/あり)での休憩時間は含まない
■コース水平距離 20.0
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

笠ヶ岳マップ 笠ヶ岳プロファイル
<登山1日目>
新穂高温泉から鏡平を経て弓折乗越まで小池新道を利用。
稜線に出たら南西に伸びる尾根を縦走し弓折岳、抜戸岳を経て笠ヶ岳へ。
【水平距離19.960km 沿面距離20.520km/累積標高差(+)2498m (-)800m】

笠ヶ岳
<数年前に初めて見た笠ヶ岳>
「登ってみたい」という思いに駆られたのは、やはり、初めて見た時の印象が強く残っていたからだろう。
黒々と見える険阻な岩壁と深く刻まれた谷の上部に雪を被った笠型。
朝日を受けて輝く荘厳な姿が脳裏に焼き付いている。

新穂高
予定(4時23分)より20分ほど早く新穂高ロープウェイに到着。
靴の紐を締め直し、GPSを準備している間に「ロープウェイを使って西穂へ行く人」以外、みんなどこかへ散ってしまった。
真っ暗闇なので、トイレも登山届けを出す場所も分からない。
(左俣へ渡ると思われる橋は見えているのだが・・・)

新穂高
しばらくウロウロした後、下から歩いてきた「槍ヶ岳へ登る」という若者に、南に300mほどの「新穂高センター」を教えてもらった。
乗客のほとんどが登山者なので、センターで降ろしてもらった方が便利だ。
それにしても・・・
(西穂の人はロープウェイが動く8時半まで待つのだろうか?)なのだ。


新穂高
新穂高センターは、奥飛騨温泉郷観光案内所・休憩所と新穂高登山指導センターを併設している。
トイレと洗面を済ませて登山届を提出。
朝食をとりながら、のんびり準備をしていると夜が明けてきた。

新穂高
予定より12分遅れの5時12分、センター前の恵橋を渡って蒲田川右岸へ。

新穂高
市道蒲田左俣線を北(蒲田川・左俣谷の上流)へ向かう。

新穂高ロープウェイ
対岸にバスを降りた新穂高ロープウェイが見える。

左俣谷林道
左俣谷に掛かる橋を渡った右側に新穂高ロープウェイへの近道がある。

左俣谷林道
その先のゲート(一般車両進入禁止)から左俣林道へ入る。

中崎橋
新穂高から3kmほどの中崎橋を渡って再び右岸へ。
笠ヶ岳の古い登山道(笠旧道?)は中崎橋のすぐ先につけられていたようだ。


左岸側の穴から奇麗な水が出ている。
高知県にも多い発電関係か(少し興味あり)?
後日、地形図を見てみると右俣谷から左俣谷、穴毛谷経て新穂高に続く水色の点線が描かれている。
センターの対岸にあった北陸電力中崎発電所へ水を送る水路のようだ。

笠新道登山口 笠新道登山口
中崎橋から笠新道の登山口までは約700m(10分弱)。

わさび平小屋
笠新道登山口から8分ほどで、わさび平小屋に着いた。
想定外のトイレ休憩で20分の大休止。
 
ブナの森
林道沿いにブナの森。
ブナ ブナ ブナの〜原生林〜♪

弓折岳
わさび平小屋から10分ほど歩くと稜線が見えてきた!
左手奥に大ノマ岳(2662m)、中央右寄りに弓折岳(2592m)、右端に鏡平の最高地点(2303m)付近が見えている。
大ノマ岳手前の岩壁の下が秩父沢。
大ノマ岳と弓折岳の間の鞍部(大ノマ乗越)の下方がシシウドケ原。

 
背が高くてちょっと目立っていた花火のような花は「独活の大木」か?
ウド(独活)は、ウコギ科タラノキ属、シシウドと同じセリ科ではない。

ヤナギラン(柳蘭)は、アカバナ科ヤナギラン属の多年草。
北海道・本州(中部)にかけて分布し、日当たりのよい山地の草地に生える。

小池新道分岐 小池新道分岐
左岸へ渡る橋の袂から小池新道へ入る。
林道を進むと、少し先のヘアピンから奥丸山(2439.6m)を経て槍平、西鎌尾根、槍ヶ岳へと至るルートがある。

小池新道
石ゴロゴロの登山道は、歩き易いとは言えないが、勾配は緩い。

西穂高岳
後方に、西穂高付近の鋭い稜線が見えた。
西穂から奧穂までもう一度歩いてみたい。

槍ヶ岳
前方右手には、槍ヶ岳。
下(1550m付近)から見ても、大槍、小槍の「トンガリ」が確認できる。

ミソガワソウ ソバナ
ミソガワソウ(味噌川草)は、シソ科イヌハッカ属の多年草で日本固有種。
北海道・本州(中部以北・奈良県)・四国(石鎚山)に分布し、山地から高山のやや湿った草地や渓流沿いなどに生える。

ソバナ(岨菜)は、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。
本州・四国・九州に分布し、山地の林縁や沢沿いなどに自生する。
ツリガネニンジンの花が大きく開いた感じで輪生しない。

シシウド シシウド
シシウド(猪独活)は、セリ科シシウド属の多年草。
日本固有種で本州から九州にかけて分布し、山地の草原などに自生する。

秩父沢
小池新道分岐から秩父沢出合までは、概ね35分。
沢の水とともに吹き下ろす風が涼しくて気持ちい。

ミズキ
ミズキ(水木)は、ミズキ科ミズキ属の落葉高木。
果柄がサンゴのように赤くなって目立っていた。

ジャコウソウ
ジャコウソウ(麝香草)は、シソ科ジャコウソウ属の多年草。
北海道・本州・四国・九州に分布し、湿気の多い林内や沢沿いに生える。

アキチョウジ センジュガンピ
カメバヒキオコシ(亀葉引起し)は、シソ科ヤマハッカ属の多年草。
本州の東北地方南部〜中部地方に分布し、山地の木陰に生える。
葉先が3つに裂け、真ん中が亀の尾のように長いことが和名の由来。

センジュガンピ(千手岩菲)は、ナデシコ科センノウ属の多年草。
本州(中部以北)の山地〜亜高山帯の林縁や森林に生える。
7月に常念岳で見たばかりだ。

ミヤマアキノキリンソウ サンカヨウ
キオン(黄苑)は、キク科キオン属の多年草。
北海道から九州に分布し、山地から亜高山帯の草地に生える。
和名は、紫苑に対して、花が黄色であることからつけられている。

サンカヨウ(山荷葉 )は、メギ科サンカヨウ属の多年草。
ブルーベリーのような紫色の果実は少し甘みがあって食べられる。

イタドリケ原
イタドリケ原で休憩する団体さんと擦れ違い。

サラシマショウマ タケシマラン
サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻)は、キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。
北海道〜九州に分布とされているが、四国ではあまり見かけない。

タケシマラン(竹縞蘭)は、ユリ科タケシマラン属の多年草。
本州(中部以北)に分布し、山地帯上部から亜高山帯の針葉樹林内に生える。
花はとっくに終わって実になっている。

シシウドケ原
シシウドケ原の様子(道標はもう少し上)。
上に見える鞍部付近が大ノマ乗越。

オヤマリンドウ モミジカラマツ
オヤマリンドウ(御山竜胆)は、リンドウ科リンドウ属の多年草。
日本固有種で本州(東北南部〜中部)・四国(石鎚山)に分布し、亜高山や高山の草地や林縁に自生。
学名には牧野富太郎博士の名前がついている。

モミジカラマツ(紅葉落葉松草)は、キンポウゲ科モミジカラマツ属の多年草で北海道・本州(中部以北)の亜高山や高山の湿った場所に自生する。

アカモノ タテヤマリンドウ
アカモノ(赤物)は、ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。
北海道・本州・四国の深山から高山の礫地や草地に生える。
花期は5〜7月なので、もう実になっている。

ミヤマリンドウ(深山竜胆)は、リンドウ科リンドウ属の多年草。
北海道・本州(主に中部以北の日本海側)に分布し、高山の少し湿った草地などに自生する。
タテヤマリンドウに少し似ている感じ。

オオヒョウタンボク ハクサンフウロ
オオヒョウタンボク(大瓢箪木)は、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。
本州(関東北部〜中部地方)の亜高山帯から高山帯に分布。
透明感のある赤い実は美味しそうだけど、食べると危険(有毒)。

右はおなじみのハクサンフウロ。

鏡池
初めて目にした鏡池!
残念ながら逆さ槍は見られなかった。

鏡平山荘
9時00分ちょうどに鏡平山荘に着いた。
新穂高センターから3時間48分(休憩含む)かかっている。

鏡平山荘 鏡平山荘
「おっ!」
このビールのサンプルは、ちょっと反則やない?

鏡平山荘
ということで、我慢できなくて一杯だけ。
「うまい!」

鏡平山荘
少しにぎやかになってきた。

小池新道
30分ほどの大休止の後、山荘前の池を渡ってスタート。

小池新道
弓折乗越へと続く登山道が見える。
ということは、上に見える小ピーク(中央左寄り)が弓折岳ということか?

キノコ ツルリンドウ
登山道脇にキノコ!ニシキタケ?
 
ツルリンドウ(蔓竜胆)は、リンドウ科ツルリンドウ属の多年草つる植物。
北海道から九州の低山から亜高山に分布し、樹林下や登山道脇で見かける。
四国で見られるものは、花弁がもう少し青いと思う。

鏡平
少し登って鏡平を見下ろす。
池と山荘の位置関係が分かる。

トリカブト ウサギギク
ヤマトリカブト(山鳥兜)は、キンポウゲ科トリカブト属の多年草。
全草に猛毒のアルカロイドを含む有毒植物。

ウサギギク(兎菊)は、キク科ウサギギク属の多年草。
北海道・本州(中部以北)の亜高山〜高山帯に分布し草地や砂礫地に生える。

シナノオトギリ 
このオトギリソウは、シナノオトギリか?

タカネヨモギ(高嶺蓬)は、キク科ヨモギ属の多年草。
本州の東北〜中部地方に分布し、高山帯の日当たりのよい草地や礫地に自生。

ミヤマホツツジ ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)はツツジ科ミヤマホツツジ属の落葉小低木。
北海道・本州(中部以北)に分布し、亜高山〜高山帯の岩角地などに自生。
普通のホツツジより小型で、雄しべの先がくるりと曲がる。

ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草で北海道と本州(中部以北)の亜高山帯〜高山帯の草地、礫地に自生。
アキノキリンソウより少し大き目の花が頂部に固まってつく。

弓折乗越
弓折乗越は、笠ヶ岳方面と双六岳方面の分岐になっている。

弓折乗越
少し西に出て振り返ると、弓折乗越はこんな感じ。

弓折岳
弓折岳の登山道最高地点までくると、前方に大ノマ岳が見えてきた。
山頂(標高点・2592m)は、少し手前を左(東)へ入る。
三角点(2588.5m)は、100mほど先の右(西)側。

弓折岳
登山道の最高地点から、しっかりした踏み跡を東へ40mほど辿ってみた。
こちらは、おそらく鏡平へのエスケープルート。

弓折岳
登山道を乗越側に20mほど戻って判然としない踏み跡を30mほど辿ると、弓折岳山頂(標高点・2592m)に出た。
三角点は150mほど西にあって、山頂あるのは石ぐらいのものだ。

鏡平
弓折岳の山頂から鏡平を俯瞰する。
歩いてきた登山道も見える。

大ノマ岳
弓折岳山頂から西に大ノマ岳。

双六岳
北には雲に隠れた双六岳(2860.4m・中央奥)と双六南峰(左)。

鷲羽岳
双六岳の右肩奥には鷲羽岳(2924.4m)。

ウメバチソウ ミヤマコゴメグサ
ウメバチソウ(梅鉢草)は、ウメバチソウ科(AGP)ウメバチソウ属の多年草。
全国に広く分布していて、三嶺周辺でも見かけることがある。

ミヤマコゴメグサ(深山小米草)は、ゴマノハグサ科コゴメグサ属の一年草。
本州(近畿以北)の亜高山帯から高山帯の乾いた草地に自生。

大ノマ岳
前方に大ノマ岳(標高点・2662m)が近づいてくる。
(下らなくてもいいけどなあ)と思いながら大ノマ乗越へと下る。
「しまった!!」
マップを確認せずに通過してしまったが、弓折岳には三角点もあったのだ。
(山頂は踏んだのでまあいいか・・・)

大ノマ乗越
大ノマ乗越の南斜面(シシウドケ原の最上部)はお花畑になっている。
乗越で笠ヶ岳〜双六岳を日帰りするというトレイルランナー出会った。
(元気やねー!)
(フルマラソンの距離を超えるんじゃない?)

ヤマハハコ ヨツバシオガマ
ヤマハハコ(山母子)は、キク科ヤマハハコ属の多年草。
北海道・本州(東北・中部)に分布、草地や礫地に自生する。
三嶺に咲くのは、本州中部から西日本に分布するホソバノヤマハハコ。

ヨツバシオガマ(四葉塩釜)は、ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草。
北海道・本州(中部以北)の高山帯に分布。
よく見かける高山植物。

クロトウヒレン トモエシオガマ
クロトウヒレン(黒唐飛廉)は、キク科トウヒレン属の多年草。
本州(東北南部〜中部)の亜高山・高山帯の草地や礫地に分布している。
花はもうほとんど終わっていた。

トモエシオガマ(巴塩竃)は、ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草。
少数派?の白花だ。

双六小屋
振り返ると双六小屋が見えていた。
奥に見える白い山は、真砂岳(2862m)と野口五郎岳(2924.5m)か?

チングルマ ハクサンイチゲ
チングルマは、8月下旬にもなると花は終わってほとんどが種になっている。
ハクサンイチゲも、もうわずか。

ミヤマキンポウゲ イワカガミ
ミヤマキンポウゲとイワカガミも遅咲きが少し残るのみ。

秩父平
ガスの向こうに「秩父平」と思われる窪地が見えてきた。

ミヤマダイコンソウ チングルマ
秩父平まで来ると、ミヤマキンバイやチングルマの花も少し残っていた。

秩父平
秩父平から再び稜線に向かって登る。
ペースがかなり落ちてきた。

秩父平
秩父平上部には、ハクサンイチゲとシナノキンバイのお花畑が広がっていた。

秩父岩
これが、秩父岩か?

秩父岩
秩父平を見下ろすとこんな感じ。

秩父岩
秩父岩上部のピーク(標高点・2792m)は、右側をトラバース。

抜戸岳
秩父岩のピークを過ぎると、抜戸岳(ぬけとだけ)が見えてきた。

抜戸岳
山頂に1人、そして登っている人が1人見える。
寄っていくことにしよう!

抜戸岳 抜戸岳
抜戸岳の三角点の基準点名は「奥笠ヶ岳」になっている。

<基準点の概要>
●基準点コード:TR35437349601
●等級種別:三等三角点
●冠字選点番号:章22
●基準点名:奥笠ケ岳
●標高:2812.9m

笠新道分岐 笠新道
抜戸岳のすぐ西に分岐があった。
笠新道はここから稜線を越えて行くらしい。

抜戸岩
杓子平と標高点・2753のピーク。

杓子平
稜線から杓子平を俯瞰する。
穴毛谷に下る尾根を越える笠新道が見える。
古い地形図を見ると、以前の登山道はここ(写真を撮っている場所)から下っていたらしく、ペンキマークも残っている。

キノコ
ホットケーキ並みにでかいキノコ!

笠ヶ岳
笠ヶ岳はガスの中。

抜戸岩
これが「抜戸岩」か?

笠ヶ岳
笠新道が合流すると、登山者が少し増えた。
やっと山頂が見えてきた。

笠ヶ岳山荘
笠ヶ岳山荘も近づいてきた。

笠ヶ岳山荘
14時08分、新穂高登山指導センターから8時間56分(休憩含む)で笠ヶ岳山荘に着いた。
明日の天候が分からないので、とりあえず山頂を踏んでおこう!

笠ヶ岳山荘
みんなザックを置いて山頂へ向かったようだ。
自分は、背負ったまま行ってくることにしよう!
山頂での自分写真はザックを背負って撮りたいというだけだが・・・

笠ヶ岳
山頂までは15分程度というところか?

笠ヶ岳
山頂部分に出ると、まず祠が目に入った。
祠は南北にフラットな山頂部分の北側に祀られている。

笠ヶ岳
14時22分、新穂高登山指導センターから9時間10分(休憩含む)で笠ヶ岳山頂に着いた。
三角点は、祠から南へ50mほどの所に埋設されている。
9時間かかって20km、足がちょっと重くなってきた感じ。

笠ヶ岳 笠ヶ岳
<基準点の概要>
●基準点コード:TR25437347401
●等級種別:二等三角点
●冠字選点番号:波9
●基準点名:笠ケ岳
●標高:2897.6m

笠ヶ岳
南に雷鳥岩、クリヤノ頭、錫杖岳(標高点・2168m)へと続く尾根。
クリヤ谷のルートはクリヤノ頭からクリヤ谷に沿って下っている。

笠ヶ岳
祠のある後方(北側)が高く見える。
等高線の幅は南側より北側の方が倍くらい広い。
三角点が一番高い位置にあるとは限らないし、どちらかと言うと、等高線の広い方の「標高が高い」可能性が高い。
祠は、もともと「最高地点」に建立された可能性が高く、祠付近が「本当の山頂」なのかもしれない。

笠ヶ岳山荘
単独なので宿泊の予約は入れていない。

笠ヶ岳山荘
正面が受付でその右側が玄関戸。
廊下の左側が談話室を兼ねた畳敷きの食堂。

笠ヶ岳山荘
部屋は、階段を2階へ上がって突き当たりの「西穂」。
上段左端に案内してもらった。

笠ヶ岳山荘
玄関横のテーブルでビールを飲みながら歓談する登山者たち。
左奥が靴置き場、廊下の突き当たりに洗面所とトイレがある。

笠ヶ岳山荘
夕食は5時から。
ソースをかけてから撮ったのでキャベツが黒くなった。
ごはん、味噌汁も上等!

その後、談話室に集合し同室の人たちとで消灯時間まで宴会。
「山の四方山話」に花が咲いた。

⇒ 登山2日目へ

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  • 2015.09.16 Wednesday
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