JUGEMテーマ:山行記録


太平洋高気圧に覆われた日本列島は、各所で連日の猛暑日が伝えられている。
この2〜3日は、上空の寒気と日中の気温の上昇で大気の状態が不安定になっていたが、この日の三嶺は午前中を中心に登山日和の予定。

三嶺
<三嶺山頂から西熊山方面を望む>

三嶺さんぽ通信

■行先・位置
三嶺(二等三角点 [三嶺] 1893.6m)
高知県香美市・徳島県三好市/北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
■(*)コースタイム
光石登山口 7:20(28分)→ 八丁 8:48/7:50(17分)→ 渡渉点 8:07/8:08(56分)→ おかめ岩避難小屋 9:04/9:10(3分)→ お亀岩 9:13(18分)→ 西熊山 9:31/9:45(11分)→ 大タオ 9:56(35分)→ 三嶺 10:31/10:51(27分)→ カヤハゲ 11:18/11:19(39分)→ さおりが原 11:58(12:00〜さおりが原フィールドワーク・昼食)/14:43(17分)→ 西熊林道トンネル 15:00/15:03(車移動9分)→ 西熊林道ゲート 15:12/15:18(車移動・6分)→ 光石登山口 15:24
<往路 2時間48分 復路 1時間23分 計 4時間11分>
*コースタイムポイント(/あり)での休憩時間は含まない
■コース水平距離 14.4
■天気 晴れのち曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)

三嶺マップ 三嶺プロファイル
往路は、八丁からカンカケ谷コースでお亀岩、西熊山を経て三嶺へ。
復路は、カヤハゲからさおりが原へ下り西熊林道トンネルの南側出口まで。
【水平距離14.420km 沿面距離14.855km/累積標高差(+)1443m (-)1230m】

光石登山口
2日から駐輪している電動アシスト自転車。
山中2泊?
今日は帰るのだろうなあ・・・

フスベヨリ谷
午後から、さおりが原でのフィールドワークに参加する予定だ。
出発が遅れているので先を急ぐ。

ヤニタケ ヤニタケ
ヤニタケ(脂茸)は、タコウキン科ヤニタケ属の一年生のキノコ。
夏から秋にブナやナラなど広葉樹の枯れ木に発生するサルノコシカケの仲間。
夏頃発生する若くて柔らかいものは味噌漬で食用にされる。

八丁ヒュッテ
八丁からお亀岩方面へ。

カンカケ谷
下界と比べると十分涼しい。
それでも、汗かきなので歩くと汗が噴出してくる。

ギンバイソウ イワタバコ
写真はあまり撮らないつもりで来ていても・・・
花やキノコを見つけたら「撮らん訳にはいかんろう」。

フクロツルタケ フクロツルタケ
フクロツルタケ(袋鶴茸)は、テングタケ科テングタケ属の菌根菌。
夏から秋にかけて主にブナ類の広葉樹林に単生または散生。
根本のツボから生えてくる。
「猛毒」なので注意!

ウスタケ ウスタケ
ウスタケ(臼茸)は、ラッパタケ科ラッパタケ属の菌根菌。
モミやツガなどの針葉樹の林や広葉樹との混生林の地上に発生。
柄と傘の境が分からない漏斗のような形は雨が溜まりそう。
有毒!

おかめ岩避難小屋
晴天のお亀岩稜線!

お亀岩
ササ原が青々して気持ちいい。

西熊山
お亀岩から三嶺への登山道はシカの食害が減少し、ササが生い茂っている。
足元が見えないほどの登山道は10年前に戻ったようでうれしいことだ。
ただ、ササは朝露に濡れているので膝から下がぐっしょり。
いつものことながら、ゲーターとカッパ(下)必須という感じ。

西熊山
古いトランゴを履いてきたのも間違いだったか・・・
膝下から靴の中まで水に浸かったほど濡れている (>_<)
靴を乾かしたり靴下を絞ったりに無駄な時間を費やしてしまった。

三嶺
朝の時間帯、西熊山からの三嶺は逆光気味になる。

西熊山
食害で荒れていた西熊山北東面のなだらかな斜面のササ原も回復傾向。
少し西側はまだ荒れている。

三嶺 スントコア
気温24℃で吹く風が涼しい。

タカネオトギリ アキノキリンソウ
タカネオトギリとアキノキリンソウ。

三嶺
獣道が目立たなくなった南(香美市)側の斜面。

三嶺
以前は、森との境付近にシカがたむろしていた。
境付近はまだ荒れているのが確認できる。

三嶺
「登山道はどこだー!」
絞ったはかりの靴下がまた同じ状態になってきた。
靴の中を水が流れている感じ (>_<)

三嶺
いつもの場所でセルフタイマー。

三嶺
山頂に人の姿は見えない。

イブキトラノオ ツリガネニンジン
イブキトラノオとツリガネニンジン。

三嶺
青ザレ上部の登山道。

テキサスゲート
テキサスゲート周辺のネットは破れて役に立たなくなっている。
山頂周辺は積雪が多いので条件が悪い。
雪の重みや強風、特に斜面のネットは雪崩の発生もあって毎年傷んでしまう。

三嶺
三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落は国の天然記念物。
緑が濃い時期もいいし、これから迎える紅葉の季節もまたいい。

三嶺
誰もいなかった三嶺山頂。

三嶺
10時31分、光石登山口から3時間11分(休憩含む)で三嶺に到着。
早く靴を脱ぎ捨てたい感じ。

三嶺
以前は、1893.4だったので1893mと表記されている。
三角点の標高成果が平成26年4月1日に改定され、現在の標高は、1893.6mなので四捨五入すると1894m。

三嶺三角点
<基準点の概要>
●基準点コード:TR25033670901
●等級種別:二等三角点
●冠字選点番号:興28
●基準点名:三嶺
●標高:1893.6m

三嶺
さて、時間がないので急いで下らないと。

三嶺
さおりが原でのフィールドワークに合流するためカヤハゲへ向かう。

シコクフウロ シコクフウロ
シコクフウロ(四国風露)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草。
本州(東海地方以西)・四国・九州の山地の草地に分布している
ハクサンフウロより花弁の色が淡く網目状の筋が多い。
また、花弁の先が3裂したり波打ったりするなど、表情も様々。

ツルギハナウド メタカラコウ
ツルギハナウド(剣花独活)は、セリ科ハナウド属の多年草。
レッドデータ 高知県カテゴリー 絶滅危惧粁燹VU)。
レッドデータ 環境省カテゴリー 絶滅危惧IB類(EN)。

メタカラコウ(雌宝香)は、キク科メタカラコウ属の多年草。
1〜3枚とと少ない花片とハートに似た三角状で先が尖る葉の形からオタカラコウと見分けることができる。
花片が少ないので花の形はぱっとしない。

ホソバノヤマハハコ ツリガネニンジン
ホソバノヤマハハコ(細葉の山母子)は、キク科ヤマハハコ属の多年草。
北海道と本州(長野県及び石川県以北)に分布するヤマハハコより葉が細い。
白い花片のように見える部分は総苞片。
 
ツリガネニンジンの群生というか、他の花たちとの群落というべきか。

トモエソウ タカネオトギリ
カヤハゲ周辺では、もともと数が少なかったオトギリ仲間が増殖中!
トモエソウは、レッドデータ 高知県カテゴリーで絶滅危惧粁燹VU)になっている。

三嶺
カヤハゲからの三嶺。
少し雲が出てき始めた。

カヤハゲ
食害が最も深刻なカヤハゲ直下の防護ネット。

シカ防護ネット
カヤハゲからさおりが原に下る尾根の途中。
右のネット内はササが残っている。
この辺りも積雪が多いのでネットが痛む。

セトウチホトトギス セトウチホトトギス
セトウチホトトギス、ヤマジノホトトギス、ヤマホトトギスはよく似ている。
花被片がほぼ水平に開き、下部に黄色の斑紋、花柱には赤紫の斑点がある。
特徴からするとセトウチホトトギスということになる。
名前のとおり、大阪・和歌山・兵庫・岡山・山口など本州(近畿・中国)に分布するとされていることが多い。

さおりが原
フィールドワークが始まる予定のお昼にさおりが原に到着。

さおりが原
さおりが原の植生と食害などについての講義を受ける。

さおりが原
ネットを張る前と張った後の違いを確認。

さおりが原
シカはタヌキの糞が嫌いらしい。
糞の回りに草が生えても食べてない。
(特別に臭いのか?)

さおりが原
ネットの中でスズタケも繁茂している。

さおりが原
思い思いに腰を下ろして昼食タイム。

カップヌードル
今日の一杯は、日清「カップヌードル トムヤムクンヌードル」。
「カップヌードルが本気で作ったエスニック」
ということで、好みなので見かけると購入している。
エネルギー:346kcal、食塩相当量:4.8g

マネキグサ
ネットの中で繁茂するマネキグサ!
以前のさおりが原はこんな感じで青々としていた。

マネキグサ マネキグサ
マネキグサ(招草)は、シソ科マネキグサ属の多年草で日本固有種。
本州(千葉県以西)・四国・九州の山地の木陰に分布する。
レッドデータ 高知県カテゴリー 絶滅危惧粁燹VU)。
レッドデータ 環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)。

さおりが原
ササ原が消えた林床では、雨水が集中した登山道が侵食されている。

さおりが原周辺
さおりが原上部のトチノキ巨木周辺の林床の様子を確認し意見交換。

さおりが原周辺
岩の上で生えてから根を伸ばしたということか?

長笹谷
フィールドワークを終えて、さおりが原から長笹谷へ下る。

西熊林道
西熊林道の岩のトンネルを抜けて。

西熊林道
15時00分、西熊林道のトンネル入口(林道終点)へ下山。
濡れた靴で歩きたくはないので、光石登山口まで車で運んでもらった。
あとは汗を流して生ビールをいただくだけ。
お盆の2週間ほど、山はお休み <(_ _)>

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Comment
8月も精力的に登っていますね、うらやましです、さてコータイムの八丁がなんだかよくわかりません。勝手に光石7:20(28分)→光石7:48/7:50→なんて思ったりもしておりますが。いつも楽しい花の写真と名前ありがとうございます。
  • irino koichi
  • 2015/08/25 23:21
irinoさん、そのとおりです。
コースタイムが間違ってました。
その他にも誤字脱字がよく見つかりますm(_ _)m
  • ジャンダルム
  • 2015/08/26 05:20





   

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