JUGEMテーマ:山行記録

「はじめてシリーズ・2015」第一弾の竜頭山に登ってみた。
マニアックなルートにわくわくしながら登山開始。
苔むした石が転がる谷を登って広い尾根に設置された竜頭山の三角点を確認後、県境の稜線に出て石立山まで歩いてみた。

竜頭山
<竜頭山三角点>



■行先・位置
竜頭山(三等三角点 [竜頭] 1264.4m)
高知県香美市/北緯33度47分8秒・統計134度1分46秒
石立山(二等三角点 [石立山] 1707.7m)
高知県香美市・徳島県那賀町/北緯33度47分5秒・統計134度3分18秒
■コースタイム
別府峡駐車場 7:39(3分)→ 石立山登山口 7:42(27分)→ 竜頭山登山口(右岸) 8:09/8:13(2分)→ 竜頭山登山口(左岸) 8:15/8:23(1時間31)→ 作業小屋跡 0:00(分)→ 三叉路(1268m)9:54(3分)→ 竜頭山(1264.4m)9:57/10:00(2分)→ 三叉路(1268m)10:02(2分)→ 竜頭山最高地点(1271m)10:04(31分)→ 1300m地点 10:35/10:42(18分)→ 県境稜線 11:00/11:04(34分)→ 西峰 11:38/11:40(12分)→ 石立山 11:52(昼食)/12:34(14分)→ 日和田・別府分岐 12:48(56分)→ 標高点・1181 13:44/13:47(58分)→ 別府峡第2駐車場 14:45(7分)→ 別府峡駐車場 14:52
【駐車場→竜頭山 2時間06分 竜頭山→石立山 1時間39分 計 3時間45分】
【石立山→駐車場 計 2時間15分】
■コース水平距離 12.9km
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

竜頭山マップ 竜頭山プロファイル
別府峡駐車場を起点に川沿いの林道を2kmほど上流の竜頭山登山口へ。
物部川を渡渉したら涸れた谷沿いに高度を上げ北西側の尾根を竜頭山へ。
竜頭山からは県境稜線へ出て石立山まで足を伸ばして北谷南側の尾根を下る周回コース。
【水平距離12.911km 沿面距離13.544km/累積標高差(+)1488m(-)1454m】

別府峡
別府峡の駐車場に車を置いて7時39分に出発。
初めてのルートにワクワク。
県外ナンバーが1台駐車しているけど石立山か?
西峰からの尾根(中央右)と竜頭山から派生した尾根(左)の間が竜頭谷。
竜頭山の山頂は後ろに隠れて見えない。


<参考:秋の竜頭山>
竜頭山の裾は切り立った岩壁で屏風岩など別府峡の見所になっている。

大栃林道
駐車場から3分で石立山の登山口を通過。
竜頭山の裾を巻くように別府峡谷沿いの林道を上流へ歩く。

チャルメルソウ チャルメルソウ
シコクチャルメルソウ(四国哨吶草)は、ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草で深山の湿り気の多い場所に生える。
角のような突起物が花で花茎には腺毛が密生し、花弁は羽状に5裂する。
林道沿いも面白い。

竜頭山登山口 竜頭山登山口
別府峡駐車場から竜頭山登山口まで2.2km、ゆっくり歩いて30分。
(クチニシ谷の手前約600m)

竜頭山登山口
橋はないので物部川本流を対岸へ渡渉する必要がある。
想定どおり、ここ数日の雨で少し増水していた。

竜頭山登山口
渡れそうなラインを狙って少し上流向きに渡る。
目一杯捲り上げていても少し濡れてしまった。

竜頭山登山口
林道側にある登山口を振り返る。

竜頭山登山口 竜頭山登山口
登山靴を履き直して、ざれた斜面に取り付く。
踏み跡程度は確認できる。

竜頭山
苔むした石がゴロゴロ転がる谷沿いに登る。
雨が降ったばかりなのに少し登ると流れはなくなった。
周辺には炭窯の跡がいくつか残っていた。

竜頭山
上へ上へと続く苔むす石の谷。

作業小屋
作業小屋に着いた。

竜頭山
作業小屋のすぐ上で広い横道(水平歩道)に出た。
道は上流方向から下流方向に緩やかに下っている。
上流方向(左)に少し進むと竜頭山から派生した尾根に出るようだ。
その尾根の突端(西に蛇行する物部川とクチニシ谷との出合部分)に営林署の別府山事業所跡があるので、登山道はその尾根にある可能性が高い。

竜頭山
尾根には行かず、石ころの迫をそのまま直登することにした。
直登しても南東(右)に折れる尾根にぶつかることは間違いない。

石碑 石碑
直登したら石碑を発見!
正面に「皇紀二千六百歳記念」とある。
左側に「杉二千六百」、右に「昭和十五年」、裏に「大栃・・・」。
太平洋戦争の開戦直前のものだ。
西暦1940年(昭和15年)が神武天皇の即位から2600年に当たるとされ、「神国日本」の国体観念を徹底させようとする動きもあって、紀元二千六百年記念行事が全国で行われたという。

カツラ
このカツラはカンカケのより大きい!

ヤマエンゴサク シロバナネコノメ
薄明るい林の中に咲くのはヤマエンゴサクとシロバナネコノメ。
春を告げるスプリングエフェメラルたち。

竜頭山
植林の中に入ると尾根が見え始めた。

竜頭山
尾根に出ると、南西方向(下)から北東方向に明瞭な登山道が続いていた。
横道をトラバースした方が楽だったかも?

竜頭山
植林を抜け尾根が南東に折れると、シカに食べられたスズタケの残骸が散在する自然林になる。

竜頭山 竜頭山
ヒメシャラを支えるツガとツガの大木。

竜頭山
尾根に出てから25分で山頂付近の広い尾根に出た。
尾根上には所々に山界標石が設置されている。

竜頭山
三角点への分岐がある(*)三叉路で地形図を確認する。
*シカの食害でスズタケがなくなっているので、三叉路だったことは認識できない

竜頭山
三角点を探しに南西方向へ緩やかに下る。

竜頭山
150mほど歩くと保護石に囲まれた三角点があった。
三角点(1264.4m)は一番高い位置に設置されている訳ではない。
尾根が大きく下り始める直前の見晴らしがよい場所に設置したのだろう。

竜頭山
<基準点の概要>
●基準点コード:TR35034504201
●等級種別:三等三角点
●冠字選点番号:坐25
●基準点名:竜頭
●標高:1264.4m

竜頭山
<参考:山頂付近の位置関係イメージ(石立山の岩場から撮影)>

広い山頂部分には標高点も山頂を示す道標もない。
三叉路付近がわずかに高く東西に緩く下がっている。
三角点が1264.4mで、三叉路が約1268m、一番高そうな部分が約1271m、県境寄りの鞍部が約1263m。
最高地点ではないが、三角点=山頂ということにしておこう。

竜頭山
三叉路に戻って丘のような山頂部分(右奥が一番高そうな部分)を県境の稜線へと向かう。

竜頭山
山頂部分を緩く下った鞍部(約1263m)の様子。
ここは尾根中央から上に向かって右(南)寄りの出っ張った部分へ。
地形図を見ると、左寄りが出っ張ったり、左右が出っ張ったりしながら上部で一つに収束されていく。
登る場合は問題ないが、下る場合は広がってくるので確認が必要だろう。

ニホンリス
森の中をチョロチョロと歩き回るニホンリス。
本州と四国に分布していて九州と中国地方ではほぼ絶滅したと見られている。

竜頭山
それにしても広い尾根だ(約1300m)。
ガスった日に下ると迷いそう。

巣箱 巣箱
少し古くなった巣箱?が数個取り付けられている(約1320m)。
巣箱ではないのかも。

竜頭山
さおりが原よりずっと広い(約1340m)。

ブナ ブナ
大きなブナの古木(約1500m)。

口西山
ブナの古木付近から後方に口西山を望む(約1500m)。

竜頭山
尾根が狭くなって勾配がきつくなってくると県境の稜線が近い。

石立山
稜線が近くなると石立山(西峰)が迫ってくる。

竜頭山
11時00分、県境稜線にたどり着いた。
県境稜線と交わる尾根の最高地点(1605m)から石立山を望む。

石立山
竜頭谷を挟んで南側の尾根は石立山の一般コースになっている。
途中のコブは標高点・1472m。

縦走路
高知・徳島県境の痩せた稜線上にある縦走路を南に向かう。

縦走路
岩場は西側を巻いて通過する。

石立山
西峰北側のザレた岩場を登る。

石立山
四国では数少ないザレたルートは。植生保護のためにもできるだけ崩さないよう慎重に!

ユキワリソウ
ユキワリソウが芽吹き始めていた。
四国の雪が消えても、この花の開花は本州の亜高山〜高山の雪融け時期まで待たないといけない。

石立山西峰
11時38分、石立山西峰に到着。

石立山
11時52分、石立山本峰に着いた。

カップヌードル
お昼は、日清「カップヌードルライトプラス ラタトゥイユ」
「しっかり食べても198kcalの低カロリー」
ということだけど、「しっかり食べた感」はない。
やはりライトシリーズはNG。
エネルギー:198kcal、食塩相当量:3.8g

ドライゼロ 石立山
初めて飲んだドライゼロ。

石立山
徳島県側の日和田コースを下る。

石立山
以前登った北谷の最上部を右手に確認。
北谷には決まったルートがなく、ルートを探りながらら登ることになる。

別府コース
日和田コースとの分岐から別府コースへ入る。
なぜか「別府」が××で消されて「通せんぼう」の木が置かれている。
どうしてなんだろう?

石立山別府コース
ルートは尾根通しなので分かりやすい。

石立山別府コース
石灰岩が露出する痩せ尾根。

アケボノツツジ
岩場を好むアケボノツツジが少し咲き始めていた。
まだまだ蕾が多い。
ピークは4月下旬と思われる。

標高点・1181
標高点・1181m付近で一休み。

石立山別府コース
けっこう長い尾根の下り。
(あまり登りたくはない・・・・・・)

石立山一般コース
北谷を挟んで石立山の一般ルートを望む。
中央付近の切り立った岩の上が「岩場」(約1230m)

石立山別府コース
植林の中に入る。
尾根が広がってルートが判然としなくなった。

石立山別府コース
駐車場を示す道標。

フデリンドウ ヒトリシズカ
フデリンドウとヒトリシズカが咲き始めていた。

石立山別府コース
「あれ!」
谷もないのに突然水の音が!

石立山
石灰岩に浸透した水が地中を通って岩の割れ目から流れ出しているのだ。

石立山別府コース
川が見えてきた。

別府峡駐車場
駐車場の対岸に出た。

別府峡第2駐車場
第二駐車場へ下山。

別府峡
帰って来たー!
楽しかったー!

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三嶺さんぽくらぶ


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