- 2014.12.04 Thursday
天狗塚 2014.11.29
JUGEMテーマ:山行記録
三嶺から西に伸びる稜線は天狗峠で西の牛ノ背、南の綱附森へと分岐する。
どっしりとした山容の牛ノ背とは対照的にピラミダルな円錐形のピークを見せる天狗塚をカンカケ谷から登って地蔵ノ頭から下った。

<ガスに包まれた天狗塚山頂>

■行先(主なピーク)
天狗塚 (標高点 1812m)
徳島県三好市、北緯33度49分37秒・東経133度56分36秒
■コースタイム
光石登山口 7:54(36分)→ 八丁 8:30/8:36(21分)→ 渡渉点 8:57/9:02(58分)→ おかめ岩避難小屋 10:00(レインウェア装着)/10:23(3分)→ お亀岩 10:26(19分)→ 天狗峠 10:45(17分)→ 天狗塚 11:02/11:09(6分)→ 岩影 11:15(昼食)/11:47(9分)→ 天狗峠 11:56(3分)→ 地蔵ノ頭 11:59(1分)→ 地蔵尊 12:00/12:02(55分)→ 稜線分岐 12:57/13:00(54分)→ 綱附新道分岐 13:54(25分)→ 光石登山口 14:19
【行き 2時間34分 帰り 2時間33分 計 5時間07分】
■コース水平距離 12.9km
■天気 曇りのち晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)


白髪山登山口・三嶺間は、水平距離約10km、最大標高差約440m。
ただし、起伏のある尾根通しの往復のため累積標高差は約3倍。
【水平距離12.9km 沿面距離13.6km/累積標高差(+)1507m (-)1497m】

前日夕方の予報では、朝6時頃から晴れるはずだったので「行く気」満々。
ところが、出る前に確認すると、天候の回復が遅れ、麓は晴れても三嶺周辺は14時頃まで雲が残るようだ。
気象庁の予報は「雨のち晴れ」だったこともあり誰も来ていない。

待てよ、自転車が一台!しかもママチャリ!
まさか「登山・・・?」

光石を7時54分に出発。
堂床で長笹谷に架かる橋を渡る。


昨日からの雨で落ちたもみじがくっついた欄干で。
ここは四国で唯一ツキノワグマが生息するエリアだが、まだ出会っていない。
右はモミジハグマ?の紅葉?
葉っぱの形とまっすぐ伸びる茎がモミジハグマっぽいけど・・・。
そういえば10月に花も見たような気が・・・。


八丁で一休みしたら分岐を左にとってカンカケ方面へ。


苔むす倒木。
元気な木にもコケが生える。

八丁 8:36(21分)→ 渡渉点 8:57
沢を離れて急登に差し掛かった頃、下山する登山者1人と遭遇。
もしかして「自転車の人?」

急登をしのいだ先の苔むす岩の森は稜線から100mほど下に位置する。

渡渉点 9:02(58分)→ おかめ岩避難小屋 10:00
ササ原に入るとウェアやパンツが濡れるのは確実。
この時期になって濡れると寒いので、おかめ小屋でレインウェアを着込む。

お亀岩から天狗峠(躄峠)へ向かう途中で出合ったコケと水滴。

お亀岩 10:26(19分)→ 天狗峠 10:45(17分)→ 天狗塚 11:02
天狗峠に出ても天狗塚の姿は見えないままで、ガスに包まれた山頂に着いても何も見えなかった。
晴れていても、この時期になると訪れる登山者は激減する。


風を避け岩陰でランチタイム。
今日の一杯は、日清「カップヌードル マッサマンカレー ビッグ」
「ココナッツミルクのうまみ、甘みに9種類の炒めたスパイスを加えた濃厚甘辛カレー。」のうたい文句どおり、スパイスが利いた少し甘い「カップヌードル カレー」というところ。
ウイスキーも嫌いではない。
でも、「マッサン」ではなく「マッサマン」だ!。
エネルギー:499kcal、食塩相当量:5.6g

やっと薄日が差してきた。

ガスに煙る太陽。
「早く出てこい!」

天狗峠から南に少し登って地蔵ノ頭へ。
10mの等高線が天狗塚より1つ少ないテッペンは1805mぐらい?
国土地理院の地形図を確認すると、峠道はピークの西側を巻いていたようだ。


地蔵ノ頭直下に鎮座する地蔵尊。
奉納地蔵、久保名、○五道などの文字が読める。
五道の左の○の部分が素人には判読できない。

お助けロープの急登(左)は、登りでも下りでも何かにつかまりたい。
旅人がが土佐から祖谷へと、また逆に越えていた時代は、この急登を避けて通っていたのだろう。

アップダウンの多い尾根通しに南へ下る。
尾根沿いのササ原やツガ、モミなどの樹木にはシカの食害が多い。

やっと晴れ間が広がってきた。
カヤハゲ(中央左寄りのピーク)から右へ白髪山分岐と白髪山。

前方には綱附森。

なだらかな場所は食害がひどいので登山道が不明瞭。

地蔵ノ頭 11:59(58分)→ 稜線分岐 12:57
稜線分岐に着いたら左へ。

堂床谷のいくつかの支流を右に左に見ながら下る。
この辺りもササが疎ら。

稜線分岐 13:00(54分)→ 綱附新道分岐 13:54
綱附新道分岐まで帰ったら光石は近い。


堂床付近で見かけた小鳥はあまり逃げようとしない。
登山道沿いに生えるクチベニタケ。

自転車が消えて車が1台来ていた。
あの自転車は、「やっぱり!」登山だったらしい。
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三嶺さんぽくらぶ




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- 剣山地
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