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石立山

石立山 2014.5.17

JUGEMテーマ:山行記録

「四国一厳しい」とも言われる石立山は、例えば涸沢から登るザイテングラートや北穂南稜よりきついのは確かだろう。
急峻な尾根に深い谷を刻む石灰岩の山は独特の植生を育む。

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<石立山山頂>

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■行先・位置
石立山 (二等三角点 [石立山] 1,707.7m)
高知県香美市・徳島県那賀町/北緯33度47分5秒・統計134度3分18秒
■コースタイム
もみじ茶屋駐車場 8:29(2分)→ 登山口 8:31(28分)→ 竜頭谷 8:59(26分)→ ガメラ石 9:25(17分)→ 岩場 9:42/9:44(1時間04分)→ 西峰 10:48(12分)→ 石立山 11:00(昼食)/11:44(12分)→ 西峰 11:56(6分)→ 捨身ヶ嶽 12:02/12:23(5分)→ 西峰 12:28(39分)→ 岩場 13:07/13:14(9分)→ ガメラ石 13:23(16分)→ 竜頭谷 13:39(16分)→ 登山口 13:55(3分)→ もみじ茶屋駐車場 13:58
(行き 2時間29分 帰り 1時間46 計 4時間15分)
■コース水平距離 8.7km(もみじ茶屋駐車場からの往復)
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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山頂までの片道水平距離が3.7kmで累積標高差1300mと急峻。
【水平距離8.702km 沿面距離9.378km/累積標高差(+)1401m (-)1396m】
(駐車場から山頂往復に帰りの捨身ヶ嶽への寄り道をプラス)

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「別府峡もみじ茶屋」の駐車場に着くと珍しく車が1台。
愛媛ナンバーなので間違いなく石立山だろう。

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紅葉シーズンだけ営業する「もみじ茶屋」のすぐ先の吊橋を渡る。

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「北谷への分岐」 は左へ。
北谷を遡行するルートは熟達者向けなので、安易に入らない方がよい。

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次の 「百間滝への分岐」 も左へ。
百間滝への歩道は、滝の手前が痩せているので危険!

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「ゆっくり登ろう石立山!」
人工林の急登を登りきって小さな尾根を越えると竜頭谷が近い。

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駐車場から30分で 「竜頭谷」 の左岸へ渡る。
もみじ茶屋駐車場 8:29(30分)→ 竜頭谷 8:59

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竜頭谷を渡ったら、砕けた石灰岩の小石が散らばるザレ場を斜めに登る。
ザレ場の上部で見つけた 「超小型」 ユキモチソウ
四国では珍しくないが、環境省絶滅危惧II類(VU)に指定される希少種。

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ザレ場を這い上がったら、いよいよ岩尾根の急登に差し掛かる。

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相当険しく見える斜面も横から見ると傾斜は45度程度だろう。
手掛かり、足掛かりは十分なので問題ないが、後日手荒れが始まった!
石灰は水に溶けると強いアルカリ性を示し、手荒れの原因になるらしい。

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毎度おなじみの 「ガメラ石!」。
牙がないけど、ガメラの口に似ているということだろう。
竜頭谷 8:59(26分)→ ガメラ石 9:25

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岩登りが終わったら少しだけ中休み。

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ヒメキリンソウ(姫黄輪草)は、ベンケイソウ科キリンソウ属の多年草で四国(香川県を除く)の固有種で、環境省レッドデータブック絶滅危惧II類(VU)。
開花はもう少し先になる。
ヤチマタイカリソ(八街碇草)は、メギ科イカリソウ属の多年草で四国(徳島・高知)と九州(熊本・宮崎)の山間部に分布する希少植物。
環境省レッドデータブックで、絶滅危惧II類(VU)にランクされる。
蕾もついているけど、今回は少し終わった花しか見当たらなかった。

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中間地点の 「岩場」 (標高1,220m)で一休み。
ガメラ石 9:25(17分)→ 岩場 9:42

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歩きづらいビャクシンの痩せ尾根も、左右は高くない。

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ツツジは、標高点 [・1472] 付近から。
ゴヨウツツジ(五葉躑躅)は、輪生する5枚の葉からその名があり、シロヤシオ(白八汐)とも呼ばれ、太平洋側の山地に分布している。

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トサノミツバツツジ(土佐の三葉躑躅)本州(岐阜県・滋賀県・紀伊半島)・四国(徳島県・高知県)に分布、やせた尾根や岩場に多い。
雄しべは10本。

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ワチガイソウ(輪違草)は、ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草。
白い5枚の花片に紫色の葯がアクセントになっている。
ツクバネソウ(衝羽根草)は、ユリ科ツクバネソウ属の多年草。
花弁と輪生する葉は、それぞれ4枚。

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シロバナネコノメ(白花猫の目)とイワボタン(岩牡丹)は、どちらもユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で湿り気のある場所で見かける。

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ミツバツツジに混じってアケボノツツジもまだ頑張っていた。

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ツルキンバイ(蔓金梅)は、バラ科キジムシロ属の多年草で本州(関東以西)・四国・九州の山地に分布する。
細長い匐枝を地上に伸ばし、葉は3小葉で尖った鋸歯がある。

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10時48分、駐車場から2時間19分で 「西峰」 に到着。
ここまで登ったら山頂は目の前に見えるので休憩なしで山頂へ向かう。
岩場 9:44(1時間04分)→ 西峰

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西峰から山頂までの稜線付近には、ミツバツツジとゴヨウツツジが群生していて、ミツバツツジは、概ね五分咲き程度。

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たくさんの蕾をつけていたのはゴヨウツツジの古木。

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11時00分、駐車場から2時間29分(休憩含む)で二等三角点の山頂に到着。
山頂のスズタケがシカに食い尽くされ、すっかり 「はげ山」 になってしまった。
展望が開け、近くのアンパンマンミュージアムから遠くは橘湾の火力発電所まで見えるようになったが、土壌の流出が心配される。
将来的には山頂付近が捨身ヶ嶽のようになってしまうかも・・・。

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山頂の基準点は、場所情報コード(ucode)・緯度・経度・標高が記録された ICタグ付きのインテリジェント基準点。
【基準点の概要】
●基準点コード:TR25034504401
●等級種別:二等三角点
●冠字選点番号:興22
●基準点名:石立山
●標高:1707.7m

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今日の一杯は、「マルちゃん×BEAMSヌードル部 ミネストローネ味」
「いつでもどこでもどんなときでも食べたくなるカップ麺を目指した」そうだが、いつでもどこでも・・・というほどのものではない。
エネルギー:375 kcal、食塩相当量:5.1 g

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おなかを満たしたら、とりあえず西峰まで帰ってみよう。

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本峰と西峰の中間付近から見る 「捨身ヶ嶽」 と呼ばれる岩尾根。
「捨身ヶ嶽」の小さなコブの右奥には三嶺。

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西峰に戻ったら、石灰岩が散らばる痩せ尾根を下る。

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捨身ヶ嶽の小ピークから石立山 「本峰」を望む。
セルフタイマーを 「10秒」 にセットしたら急いで先端へ。

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キバナノコマノツメ(黄花駒爪)はスミレ科スミレ属の多年草で北海道・本州(中部以北)・四国・九州(屋久島)の亜高山から高山帯に分布する。
初夏の八ヶ岳や日本アルプスなどでは珍しくないが、四国では希少。
他の黄スミレと違って葉がまるいこと、唇弁が長く上弁と側弁が上を向いていることなどが特徴。

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キワリソウ(雪割草)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、本州(中部以北)と四国の亜高山帯から高山帯の岩場や草地に自生。
雪解けとともに花をつけるので「雪割草」と呼ばれる。
四国では、石鎚山や東赤石山など限られた山域にのみに残っている。

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※「新潟県の草花」 に指定されている 「雪割草」 は、ミスミソウ・スハマソウ(キンポウゲ科)などの園芸名で、本物の 「ユキワリソウ」 ではない。

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ホソバノアマナ(細葉甘菜)は、ユリ科チシマアマナ属の多年草。
「菜」がつくように、アマナの仲間は食べられる。
見たことあったかな〜?

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帰りは、登山道を見失わないようにテープを確認しながら下山しよう。

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石の上でじっとしている クロマルハナバチ? と目が合ったので撮ってみた!
日向ぼっこか?

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西峰 12:28(39分)→ 岩場 13:07

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岩場 13:14(25分)→ 竜頭谷 13:39

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13時55分、西峰から 1時間27分(休憩含む)で無事下山。
西峰 12:28(1時間27分)登山口 13:55 岩場 13:14(41分)→ 登山口 13:55 竜頭谷 13:39(16分)→ 登山口 13:55

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下山後は、登山口から近い〔べふ峡温泉〕で汗を流した。

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大人620円(香美市民310円)でさっぱり!

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べふ峡温泉
高知県香美市物部町別府452-8
TEL:0887-58-4181 FAX:0887-58-4183
E-Mail:befukyouonsen@mopera.net

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  • 2014.05.28 Wednesday
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