- 2014.03.21 Friday
三嶺 2014.3.15
JUGEMテーマ:山行記録
前日の3月14日、麓から見える四国山地は雪雲に覆われていた。
15日の天気予報は晴れで三嶺周辺にも雲は現れない。
「降雪後の晴天」 に抜群の景観が期待できそうだ。
<三嶺山頂>
■行先・位置(主なピーク)
カヤハゲ (標高点 [・1720])
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度49分41秒・東経133度59分25秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
西熊山 (三等三角点 [西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市/、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
■コースタイム
光石登山口 9:14(49分)→ さおりが原 10:03(1時間18分)→ カヤハゲ 11:21(52分)→ 三嶺 12:13/12:24(16分)→ 三嶺ヒュッテ 12:40(昼食)/13:18(10分)→ 三嶺 13:28/13:36(35分)→ 大タオ 14:11(26分)→ 西熊山 14:37/14:47(14分)→ おかめ岩避難小屋 15:01(35分)→ 渡渉点 15:36(18分)→ 八丁 15:54(24分)→ 光石登山口 16:18
【三嶺まで行き 2時間59分/(※1)4時間25分】
【三嶺から帰り 2時間32分/(※2)3時間50分】
(※1)(※2)昭文社 山と高原地図コースタイム(夏山・休憩含まない)
■コース水平距離 16.2km
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)
行きは光石登山口を起点にさおりが原、カヤハゲを経て南稜を山頂。
三嶺ヒュッテで昼食後、帰りはお亀岩まで縦走しカンカケ谷を下る、 1周16km強の周回コース。
【水平距離 16.197km 沿面距離 16.810km】
【累積標高差 (+)1713m (-)1684m】
高知県全域 マークの登山日和! 凍結した路面が滑るのを感じながら光石登山口に着いたのは9時過ぎ。
思ったよりガラガラの駐車場には地元高知ナンバー1台だけだった。
(今からやったらカヤハゲが無難やろうねー)
林道からも見えていた白い西熊山を見上げながら堂床へ下る。 堂床休憩舎を過ぎてすぐの分岐を右のさおりが原方面へ。 先行の足跡もこっちのようだ。
西熊の森、さおりが原。
先行の方ではない方と遭遇。 西熊林道を来たのだろう、バードウォッチングかな?
カヤハゲの西尾根へ向かう。
誰か1人でも来ていると心強いと言うか、少しうれしくなる。
尾根に出ると、真冬のような耳が痛いほどの冷たい風が吹いていた。
「ニット帽を持ってきたらよかったー (>.<)」
雲ひとつない青空なんだけど、「寒い寒い!」
(風は吹かんでもえい)
三嶺から天狗塚に至る稜線のパノラマ(3枚合成)。
カヤハゲ直下の西尾根は風が強く南側に雪庇ができる。
光石から2時間07分、カヤハゲから三嶺を 「正面に捉える。」
(山の紹介写真は南か東から撮ったたものが多い)
3月なのにほとんどの木々に着氷が見られる。
樹氷のプロムナードを山頂へ向かう。
昨日降った雪の下はカタ雪なので歩くのは楽。
12時13分、三嶺山頂に到着。
「行きゆう、行きゆう!」 先行の人が青ザレの西を鞍部へ下るのが見える。
(お昼はどうしたのかな?もう食べた?オカメ小屋か?)
すぐ出発すれば追いつくだろうけど、やっぱり 「池をみておきたい!」
<基準点の概要>
・基準点コード:TR25033670901
・等級種別:二等三角点
・冠字選点番号:興28
・基準点名:三嶺
・標高:1893.6m
山頂の東は小さな台地状になっていて、一年中水を湛える池もある。
ヒュッテ後方は、左から塔丸(1713.0m)、丸笹山(1711.9m)、剣山(1954.7m)、次郎笈(1930.0m)。
次郎笈の手前下に標高点(1767m)と丸石(1683.8m)。
右端に高ノ瀬(1740.8m)。
剣山(太郎笈)と次郎笈の兄弟。
三嶺ヒュッテと三嶺の池(手前の窪み)。
少し 「池」 の存在が分かり始めた。
池の氷はまだ厚そうやけど、さすがに 「3月やきねー。」
もし、割れたら 「しゃれにならない・・・」 今日はやめておこう。
登山者のほとんどが「いやしの温泉郷」か「名頃」から登って来る。
ツボ足は自分だけか (^^;)
小屋の前のから見る山頂。
今日の一杯は、サッポロ一番 「船橋ソースラーメン」
「ふなっしーの大好物なっしー!」 ということで最近やたらと目に付く ふなっしーとのコラボ商品。
ふなっしーはどうでもよいけど、ソース&マヨ派の自分的には「好みの味」かな。
エネルギー:413kcal、食塩相当量:7.1g
お昼が済んだら再び山頂へ。
アイゼンがないと滑る。
(三嶺でアイゼン使ったこと、1回ぐらいあったかなー?)
(さて、どうしよう・・・・・・)
スタートが遅れたのでピストンにしようと思っていたけど、
小屋で出合った高知のおばちゃんの 「もったいない」 の言葉に押され、
「やっぱり、行こうか。」
すぐ西方の小ピークから山頂を振り返って。
南(右)側のフスベヨリ谷は 「アイゼン必須」。
(仲間が分岐のすぐ下から水場付近まで滑落したことがあった・・・)
今思い返すと、ちょっと怖い。
青ザレから山頂。
屋外では液晶がよく見えないし、セルフタイマーでは構図が確認できない。
西熊山に向かって霧氷の雪原を歩く。
日当たりが良い大タオのコル
(空の色がきれいだな・・・。)
大タオ付近からの三嶺。
食害で立ち枯れた木々の痛々しさを雪が隠してくれている。
西熊山北面のアイスバーン。
ツルツルなのでなかなか進めない 、ヽ`(~д~*)、ヽ`…(汗
いつものように尾根上を歩くべきだった。
「しまったー!」
14時37分(三嶺から1時間01分)西熊山山頂。
西熊山の三角点は石の後に隠れている。
<基準点の概要>
・基準点コード:TR35033670701
・等級種別:三等三角点
・冠字選点番号:坐32
・基準点名:西熊山
・標高:1816.0m
西熊山から見る美しい三嶺の稜線。
縦走して 「よかったー!」
やみつきになるねー。
(2枚合成)
このウラジロモミ(たぶん)も枯れているけど、着氷するときれいだ。
光石から登った高知の人のトレース(左・アイゼン)と いやしの温泉郷から登った趣味山さんのトレース(右・スノーシュー)。
西熊山からお亀岩まで 「12分 !?」
トレースの人が、おかめ小屋でお昼だったら追いつく可能性あり?
春を待つカツラの巨木。 カツラを過ぎて間もなくトレースの人に追いついてしまった! 「カヤハゲ西尾根の北風が寒くてちょっと挫けそうだったという」 話に同感。
おかめ岩避難小屋から35分、渡渉点を渡る。
カンカケ谷沿いの痩せた登山道を八丁へ。
2台しかない光石登山口に帰って来たのは16時18分。
ビールにちょうどの時間が近づいてきた。
(次に来るときは雪も消えているだろうな・・・)
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三嶺さんぽくらぶ
山行記録の日程順・山域別はこちらから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
にほんブログ村
- The counter was installed from August 24, 2012. -
- 三嶺
- 09:34
- comments(0)
- -
- by