2013.11.18 Monday
石鎚山 2013.10.14
3連休最終日の体育の日、1年ぶりに石鎚山へ。
色づく岩稜が美しい「東稜」だが、少しピークを過ぎていた。

<墓場尾根・大砲岩>

■行先・位置
石鎚山(南尖峰1982・天狗岳1982・弥山1972m)
愛媛県西条市・久万高原町/北緯33度46分03秒・東経133度06分54秒
■コースタイム
駐車場所 8:30(5分)→ 土小屋 8:35/8:40(58分)→ 東稜基部 9:38/9:42(1時間00分)→ 東稜・墓場尾根分岐 10:42/10:55(10分)→ 南尖峰フェース基部 11:05/11:12(12分)→ 墓場尾根 11:24/11:28(8分)→ 南尖峰フェース基部 11:36(6分)→ 東稜・墓場尾根分岐 11:42/9:42(4分)→ 南尖鋒 11:46(8分)→ 天狗岳 11:54/12:00(8分)→ 弥山直下 12:08(渋滞待ち)/12:14(6分)→ 弥山 12:20(参拝・昼食)/13:04(19分)→ 二ノ鎖小屋跡 13:23(19分)→ 東稜基部 13:42(40分)→ 土小屋 14:22/14:27(4分)→ 駐車場所 14:31
【行き 2時間51分 帰り 1時間36分 計 4時間27分(食事・休憩含まない)】
■コース水平距離 9.7km
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

土小屋の駐車場を起点に東稜を登り、墓場尾根で紅葉見物ののち、南尖峰・天狗岳・弥山の三つのピークを通って二ノ鎖小屋跡から土小屋へ帰るコース。
【水平距離9.7km、沿面距離10.1km、累積標高差(+)952m (-)851m】

天気に恵まれた三連休最後の体育の日、最終日だから混雑は「少しましかも」と思いつつ県道石鎚公園線を急ぐ。
ところが、駐車場はすでに満車でバスのスペースが空いているだけ。
駐車場から100mほど下った路側に駐車し8時30分にスタート。

天気は最高!
そのうちバスのスペースにも止めるだろうな。

8時35分、土小屋まで足を進めると前方を団体が行くのが見えた。
少し遅れて出発してもすぐに追いついてしまうだろう。
出発準備を整え、8時40分に土小屋を出た。

案の定10分少々歩くと鶴ノ子ノ頭のトラバースでくだんの団体に追いついた・・・。
大型バス1台分と思われる40人ほどの団体は先頭にガイド1人のみで、最後尾の女性(ツアー会社の人?)が「左に寄って下さい」と声を掛けてはいるが、反応するのはすぐ前の2〜3人だけ。
これだけの団体だったら10〜15人程度に1人くらいリーダーをおいて、他の登山者に配慮してもらいたい。
道を譲ってもらうとき「そんなに急いでどこへ行く」などと茶化す始末だ。
(ばかやろう!のろい登山のどこがいいのだ。)

速く歩くからこそ、風景も花もゆっくり観賞できるのだ。
速く歩くからこそ、遠くまで歩き早く下山できるのだ。
「速く歩いて、ゆっくり楽しむ。」このことである。

自分は山岳風景はもちろん植物も大好きだ。写真もたくさん撮る。
少し速く歩くと「楽しんでない」かのように言う人がいるが、そんなことはない。

石鎚山が近づいてきたが、何だが色がよくない、山全体が茶色にくすんでいる。
(もう終わった?今年はよくない?)
紅葉はよくなくても天気は最高!Go!Go!

9時38分、土小屋から58分で東稜基部の休憩所へ着いた。

今日は東稜を登る人もかなりいるようだ。
土小屋から二ノ鎖小屋を経て弥山までは遊歩道のようなコースだが、 東稜には山登りの楽しさがある。

尾根上の小さなコブから矢筈岩と〔南尖峰〕を見上げる。

矢筈岩(右・標高点 [・1846m] )と笹滝が近づいてきた。
左の岩からは南の面河渓方向に支尾根が下っている。

急登と言われる登山道も、せいぜい30度程度だが、ここは45度近くありそうだ。

笹滝の急登を登りきると手前に「小さなコブ」がある鞍部に出る。
小さな鞍部の笹原から中央の岩を右から高巻きするように、中央上部の丸く見える「岩尾根のピーク」に向かって登る。

「小さなコブ」から、矢筈岩の南に下る支尾根の様子。

下から丸く見えた「岩尾根のピーク」に出ると南尖峰が真上に迫ってくる。

南尖峰に突き上げる、向かいの〔墓場尾根〕にも紅葉見物の登山者が見える。
(今日はあそこに行ってみようかな。)

岩尾根に出ると先行者に追いついた。
南尖峰へは小さな岩尾根をトラバースして、右側から取り付く。

先行者に続いて最後の難所(というほどではないが)を三点確保で登る。
少し苦労しているようだ。
最後の一枚岩にお助けロープがぶら下がっていた。
ロープは必要ないが、首にぶら下げた一眼レフはザックにしまっておこう。

東稜基部から1時間ちょうどで南尖峰の稜線に出た。

稜線に出て、登って来た岩尾根のトラバース付近を俯瞰してみた。
写真左上の笹原を登って、写真右上の岩尾根のピークに出る。
岩尾根を左に向かってトラバースする登山者が見える。

一服したら稜線を越えて墓場尾根に下ってみよう。
〔南尖峰フェース〕西側の踏み跡を一旦基部まで下る。

久しぶりに見上げる南尖峰フェース!
フェースの勾配は緩いけど、テッペンを越えるとき少し怖かった覚えがある。

フェースの横にある〔大砲岩〕の間から墓場尾根を覗いてみた。

大砲岩と墓場尾根の紅葉は、なかなかいいじゃないか!
ヘリが飛んできた!NHKと書いてある?

墓場尾根に出るには、フェースを中ほどまで登って大砲岩の上を右に折れる。

北壁側は紅葉が終わっていたが、南の墓場尾根はまだ十分美しい!
北風のあたる寒い側が先に終わったということだろう。

向かいに登って来た東稜の「岩尾根のピーク」とトラバースを望む。
東稜を登ってくる登山者が見える。

フェース基部から見た大砲岩を反対側から見る。

見上げると、槍の穂先の様に見える南尖峰フェースの上部。
墓場尾根の紅葉を堪能したら、登り返してフェースの中ほどまで戻る。

帰りはフェース基部まで下らずにトラバース。 傾斜は緩いが、落ちるとヤバイ 「足元注意!」

南尖峰(1982m)から、同じ高さの天狗岳(1982m)と左奥に弥山(1972m)。

南尖峰から北壁側を俯瞰する。
二ノ鎖元小屋で、成就からの表参道に手前から土小屋コースが合流する。

天狗岳とすっぱりと切れ落ちる北壁。 Y隊長は平気で登るらしいが、自分は源次郎の懸垂せいぜいだ。

11時54分、山頂 天狗岳(標高点 1982m)に到着。
後方に南尖峰を望む。

天狗岳から北壁直下を俯瞰する。

弥山に大勢の人であふれている!

天狗岳から弥山へ向かう。
混雑する弥山で昼にしなくてもいいようなものだが、のどが渇いたので泡の立つものが欲しい。
ところが、弥山直下の鎖場で大渋滞。
天狗岳に向かう登山者が次から次へと下って来るのだが、遅い。

20人で区切ってもらって8分待ち+登り6分で弥山(標高点 1972m)へ着いた。

石鎚神社を参拝して石鎚神社頂上山荘で550円のドライをゲット。
賑わう弥山の広場でランチタイム。

今日の一杯は、
ローソン限定 日清「カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE」
エネルギー 517kcal、食塩相当量 6.4g。
新製品ではないが久しぶりに見かけたので買ってみた。
普通のカップヌードル カレーと比べると相当辛い、が、旨い。

下山路は二ノ鎖下までは表参道と1つなので混んでいた。
二ノ鎖下から北壁下の土小屋コースを東稜基部までトラバース。
あとは元来た道を引き返す。

鶴ノ子ノ頭(1637.1m)の、 左に岩黒山(1745.6m)、右に筒上山(1859.3m)、上に手箱山(1806.2m)。

鶴ノ子ノ頭(三等三角点 [土小屋] 1637.1m)のトラバース。
台形の上辺東端に三角点が設置されているが、踏み跡などはあるだろうか。

14時31分、弥山から1時間22分で駐車スペースへ帰って来た。
石鎚山の紅葉は10月初旬、10日ぐらいまでがいいようだ。

登山の帰りは、いの町の〔高知アイス〕さんの売店に寄ろう!
〔高知アイス facebook〕
営業時間 平日11:00〜17:30・土日祝11:00〜18:00
TEL 088-850-5288

季節限定 「四万十栗ソフト」を注文してみた。
仁淀川を見下ろす座席では眺めもよく、鮎を釣る様子も見える。
おいしかった〜ごちそうさま〜!
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三嶺さんぽくらぶ


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色づく岩稜が美しい「東稜」だが、少しピークを過ぎていた。

<墓場尾根・大砲岩>

■行先・位置
石鎚山(南尖峰1982・天狗岳1982・弥山1972m)
愛媛県西条市・久万高原町/北緯33度46分03秒・東経133度06分54秒
■コースタイム
駐車場所 8:30(5分)→ 土小屋 8:35/8:40(58分)→ 東稜基部 9:38/9:42(1時間00分)→ 東稜・墓場尾根分岐 10:42/10:55(10分)→ 南尖峰フェース基部 11:05/11:12(12分)→ 墓場尾根 11:24/11:28(8分)→ 南尖峰フェース基部 11:36(6分)→ 東稜・墓場尾根分岐 11:42/9:42(4分)→ 南尖鋒 11:46(8分)→ 天狗岳 11:54/12:00(8分)→ 弥山直下 12:08(渋滞待ち)/12:14(6分)→ 弥山 12:20(参拝・昼食)/13:04(19分)→ 二ノ鎖小屋跡 13:23(19分)→ 東稜基部 13:42(40分)→ 土小屋 14:22/14:27(4分)→ 駐車場所 14:31
【行き 2時間51分 帰り 1時間36分 計 4時間27分(食事・休憩含まない)】
■コース水平距離 9.7km
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)


土小屋の駐車場を起点に東稜を登り、墓場尾根で紅葉見物ののち、南尖峰・天狗岳・弥山の三つのピークを通って二ノ鎖小屋跡から土小屋へ帰るコース。
【水平距離9.7km、沿面距離10.1km、累積標高差(+)952m (-)851m】

天気に恵まれた三連休最後の体育の日、最終日だから混雑は「少しましかも」と思いつつ県道石鎚公園線を急ぐ。
ところが、駐車場はすでに満車でバスのスペースが空いているだけ。
駐車場から100mほど下った路側に駐車し8時30分にスタート。


天気は最高!
そのうちバスのスペースにも止めるだろうな。

8時35分、土小屋まで足を進めると前方を団体が行くのが見えた。
少し遅れて出発してもすぐに追いついてしまうだろう。
出発準備を整え、8時40分に土小屋を出た。


案の定10分少々歩くと鶴ノ子ノ頭のトラバースでくだんの団体に追いついた・・・。
大型バス1台分と思われる40人ほどの団体は先頭にガイド1人のみで、最後尾の女性(ツアー会社の人?)が「左に寄って下さい」と声を掛けてはいるが、反応するのはすぐ前の2〜3人だけ。
これだけの団体だったら10〜15人程度に1人くらいリーダーをおいて、他の登山者に配慮してもらいたい。
道を譲ってもらうとき「そんなに急いでどこへ行く」などと茶化す始末だ。
(ばかやろう!のろい登山のどこがいいのだ。)

速く歩くからこそ、風景も花もゆっくり観賞できるのだ。
速く歩くからこそ、遠くまで歩き早く下山できるのだ。
「速く歩いて、ゆっくり楽しむ。」このことである。


自分は山岳風景はもちろん植物も大好きだ。写真もたくさん撮る。
少し速く歩くと「楽しんでない」かのように言う人がいるが、そんなことはない。

石鎚山が近づいてきたが、何だが色がよくない、山全体が茶色にくすんでいる。
(もう終わった?今年はよくない?)
紅葉はよくなくても天気は最高!Go!Go!

9時38分、土小屋から58分で東稜基部の休憩所へ着いた。


今日は東稜を登る人もかなりいるようだ。
土小屋から二ノ鎖小屋を経て弥山までは遊歩道のようなコースだが、 東稜には山登りの楽しさがある。

尾根上の小さなコブから矢筈岩と〔南尖峰〕を見上げる。

矢筈岩(右・標高点 [・1846m] )と笹滝が近づいてきた。
左の岩からは南の面河渓方向に支尾根が下っている。


急登と言われる登山道も、せいぜい30度程度だが、ここは45度近くありそうだ。

笹滝の急登を登りきると手前に「小さなコブ」がある鞍部に出る。
小さな鞍部の笹原から中央の岩を右から高巻きするように、中央上部の丸く見える「岩尾根のピーク」に向かって登る。

「小さなコブ」から、矢筈岩の南に下る支尾根の様子。

下から丸く見えた「岩尾根のピーク」に出ると南尖峰が真上に迫ってくる。

南尖峰に突き上げる、向かいの〔墓場尾根〕にも紅葉見物の登山者が見える。
(今日はあそこに行ってみようかな。)


岩尾根に出ると先行者に追いついた。
南尖峰へは小さな岩尾根をトラバースして、右側から取り付く。


先行者に続いて最後の難所(というほどではないが)を三点確保で登る。
少し苦労しているようだ。
最後の一枚岩にお助けロープがぶら下がっていた。
ロープは必要ないが、首にぶら下げた一眼レフはザックにしまっておこう。

東稜基部から1時間ちょうどで南尖峰の稜線に出た。

稜線に出て、登って来た岩尾根のトラバース付近を俯瞰してみた。
写真左上の笹原を登って、写真右上の岩尾根のピークに出る。
岩尾根を左に向かってトラバースする登山者が見える。


一服したら稜線を越えて墓場尾根に下ってみよう。
〔南尖峰フェース〕西側の踏み跡を一旦基部まで下る。

久しぶりに見上げる南尖峰フェース!
フェースの勾配は緩いけど、テッペンを越えるとき少し怖かった覚えがある。

フェースの横にある〔大砲岩〕の間から墓場尾根を覗いてみた。


大砲岩と墓場尾根の紅葉は、なかなかいいじゃないか!
ヘリが飛んできた!NHKと書いてある?


墓場尾根に出るには、フェースを中ほどまで登って大砲岩の上を右に折れる。

北壁側は紅葉が終わっていたが、南の墓場尾根はまだ十分美しい!
北風のあたる寒い側が先に終わったということだろう。

向かいに登って来た東稜の「岩尾根のピーク」とトラバースを望む。
東稜を登ってくる登山者が見える。

フェース基部から見た大砲岩を反対側から見る。

見上げると、槍の穂先の様に見える南尖峰フェースの上部。
墓場尾根の紅葉を堪能したら、登り返してフェースの中ほどまで戻る。


帰りはフェース基部まで下らずにトラバース。 傾斜は緩いが、落ちるとヤバイ 「足元注意!」

南尖峰(1982m)から、同じ高さの天狗岳(1982m)と左奥に弥山(1972m)。

南尖峰から北壁側を俯瞰する。
二ノ鎖元小屋で、成就からの表参道に手前から土小屋コースが合流する。

天狗岳とすっぱりと切れ落ちる北壁。 Y隊長は平気で登るらしいが、自分は源次郎の懸垂せいぜいだ。

11時54分、山頂 天狗岳(標高点 1982m)に到着。
後方に南尖峰を望む。

天狗岳から北壁直下を俯瞰する。

弥山に大勢の人であふれている!


天狗岳から弥山へ向かう。
混雑する弥山で昼にしなくてもいいようなものだが、のどが渇いたので泡の立つものが欲しい。
ところが、弥山直下の鎖場で大渋滞。
天狗岳に向かう登山者が次から次へと下って来るのだが、遅い。

20人で区切ってもらって8分待ち+登り6分で弥山(標高点 1972m)へ着いた。


石鎚神社を参拝して石鎚神社頂上山荘で550円のドライをゲット。
賑わう弥山の広場でランチタイム。


今日の一杯は、
ローソン限定 日清「カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE」
エネルギー 517kcal、食塩相当量 6.4g。
新製品ではないが久しぶりに見かけたので買ってみた。
普通のカップヌードル カレーと比べると相当辛い、が、旨い。


下山路は二ノ鎖下までは表参道と1つなので混んでいた。
二ノ鎖下から北壁下の土小屋コースを東稜基部までトラバース。
あとは元来た道を引き返す。

鶴ノ子ノ頭(1637.1m)の、 左に岩黒山(1745.6m)、右に筒上山(1859.3m)、上に手箱山(1806.2m)。


鶴ノ子ノ頭(三等三角点 [土小屋] 1637.1m)のトラバース。
台形の上辺東端に三角点が設置されているが、踏み跡などはあるだろうか。

14時31分、弥山から1時間22分で駐車スペースへ帰って来た。
石鎚山の紅葉は10月初旬、10日ぐらいまでがいいようだ。


登山の帰りは、いの町の〔高知アイス〕さんの売店に寄ろう!
〔高知アイス facebook〕
営業時間 平日11:00〜17:30・土日祝11:00〜18:00
TEL 088-850-5288

季節限定 「四万十栗ソフト」を注文してみた。
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おいしかった〜ごちそうさま〜!
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