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南アルプス

鳳凰三山 2013.10.3〜6[1]

10月最初の週末は、テントを背負って南アルプス鳳凰三山に出かけてみた。
残念ながら予報どおりの天候で雨中の縦走となってしまったが、一度見たかった「タカネビランジ」に遭遇できたことはラッキーだった。

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<地蔵岳>
深田久弥はその著書「日本百名山」に、
「地蔵岳の絶頂に、二個の巨石が相抱くように突っ立っている。
古人はこれを大日如来に擬して尊崇したところから、法皇山の名が生じたと言われている」
と書いている。

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■行先・位置
鳳凰山(鳳凰三山)
薬師岳(標高点 [・2780] 2,780m)
山梨県韮崎市/北緯35度41分45秒・東経138度18分42秒
観音岳(二等三角点 [観音岳] 2,840.4m)
山梨県韮崎市・南アルプス市/北緯35度42分06秒・東経138度18分17秒
地蔵岳(標高点 [・2764] 2,764m)
山梨県韮崎市・南アルプス市/北緯35度42分43秒・東経138度17分55秒
■コース水平距離 21.8km(標高差 -314m)

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1日目は、夜叉神峠登山口から尾根伝いに歩いて南御室小屋テント場まで。
2日目は、テント場から鳳凰山(鳳凰三山)を縦走し青木鉱泉へ下山するまで。
【水平距離21.748km 沿面距離23.356km】
【累積標高差(+)2213m (-)2527m】
※2日目のドンドコ沢の下山路で電波を遮る深い森と悪天候でGPSの受信状態が悪化、3Dデータが得られず高度が狂ってしまった。

■ 10月2日(水) ■

今回はテント泊なので、荷物はいつもの日帰り夏山装備より少し増える。
〔いつもの日帰り装備〕
登山靴、ザック(ザックカバー附き)、レインウェア、化繊の長ズボン、化繊の長袖シャツ、靴下、帽子、サングラス、ヘッドランプ、ツェルト、エマージェンシーキット(救急セット・レスキューシート・細引き・ライター)、腕時計、多機能ナイフ、地図、コンパス、GPS、カメラ(一眼レフ、コンデジ、フィルター類)、手拭い、タオル、ロールペーパー、ウェットティッシュ、コッフェル・ストーブなど調理器具、ドリンクボトル、ペットボトル(スポーツドリンク・水・お茶)、行動食、日焼け止め、ビニール袋、その他(スマートフォン、財布)
〔追加〕
テント一式、シュラフ、中間着、食料、シェーバー、予備電池(カメラ・GPS・スマートフォン用)、アウトドア用書類ケース(山行計画書・筆記用具・切符・お金)、香美市の資源用ゴミ袋数枚
〔削減〕
ツェルト(テントと重複するため)

■ 10月3日(木) ■

山旅初日の3日は、南風とさくらを乗り継ぎ新大阪へ。
新大阪からの〔近鉄バス〕と〔山梨交通〕共同運行の〔クリスタルライナー〕は、朝7時00分に甲府到着の予定。
往路は山梨交通の夜行便専用いすゞ・ガーラだったが、復路に乗った近鉄バスの夜行便専用三菱ふそう・エアロキング)の方が2階建てでいい感じだった。
土佐山田 17:28 〔南風24号〕 → 岡山 19:41/19:58 〔さくら568号〕 → 新大阪 20:45/20:54 〔快速〕 → 大阪 20:45/22:00 〔クリスタルライナー〕 → 甲府駅南口 6:52

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南風24号の指定席に腰を落ち着けたらいつものように、缶ビールを開ける。
予報は、4日が曇りで5日は雨となっていてあまりよくない。

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好きだった500系の戦闘機のような先頭車両。

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岡山からは、N700系 〔さくら568号〕 で新大阪へ。

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バスは新大阪に寄らないので新大阪から大阪へJR神戸線で移動。
クリスタルライナーの乗場は 「地下鉄東梅田駅」 となっているが、大阪駅から地下街を歩いて数分先の「東梅田駅7番出口(御堂筋沿い・SMBC日興証券ビル)」なので、時間に余裕をもっておきたい。

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バスは東梅田を出ると名神高速上のバス停と京都駅で乗客を乗せ、名神高速道路・東名高速道路・中央自動車道を通って甲府へ向かう。
ワンマンなので仮眠のためPAなどで停車するが、乗客は下車できない。
中央付近右下にトイレがある。

■ 10月4日(金) ■

山旅2日目(登山1日目)は、甲府駅から夜叉神峠登山口までタクシーで移動、夜叉神峠登山口から夜叉神峠まで登って一服し、小さなアップダウンのある尾根沿いの道を南御室小屋のテント場(標高2,440m)まで歩いた。

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<南御室小屋テント場>

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■行先・位置
南御室小屋テント場
山梨県韮崎市/北緯35度40分56秒・東経138度18分59秒
■コースタイム
夜叉神峠登山口 9:17(43分)→ 夜叉神峠 10:00(5分)→ 夜叉神峠小屋 10:05/10:28(55分)→ ベンチ 11:23/11:29(11分)→ 杖立峠道標 11:40/11:44(2分)→ 大崖頭山 11:46/11:52(1分)→ 杖立峠道標 11:53/11:59(6分)→ 杖立峠 12:05(12分)→ 広場 12:17/12:22(42分)→ 苺平 13:04/13:09(16分)→ 南御室小屋 13:25
【3時間13分/標準コースタイム 5時間30分(山と高原地図)】
※コースタイム、標準コースタイムともに休憩時間は含まない
■コース水平距離 8.4km(標高差 1067m)
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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夜叉神峠登山口(1,380m)を起点に夜叉神峠、杖立峠、苺平を経て南御室小屋(2,440m)まで8.4kmの行程。
【水平距離8.42km 沿面距離8.65km/累積標高差(+)1310m (-)243m】

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バスは到着予定時間より少し速い7時前に甲府駅南口に着いた。

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南口(左)には、山交百貨店や武田信玄の銅像の建つ駅前広場があり、バス・タクシーの発着場になっていて、白峰三山縦走のときはこの付近で準備を済ませたが、コンコースを抜けて2010年に改修された北口に出てみた。
北口を出ると、最初に目についたのはへんな立体作品。
これは、北口に植えられている「シラカシ」のまわりに、県産ヒノキとスギの丸太を積み重ねて完成させた「緑の竜神」というオブジェでということだ。

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身支度を整え、もう1度南口へ出たら駅ビルのマクドナルドでソーセージマフィンのセット+ホットドッグの「朝マック」。
「さてどうするか・・・。」
夜叉神峠登山口へは、山梨交通「甲府駅・市営芦安駐車場〜夜叉神峠登山口・広河原線」のバスが利用できるが、平日は始発が9時00分となっている。
お金ももったいないけど、発車まで1時間半の待ち時間ももったいない。

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結局、バスを待てずにタクシーを利用して9時前に登山口に着いた。
甲府駅から夜叉神峠登山口までの料金は8,990円(停車時の時間加算なし)。
北アルプス1泊2食付きの山小屋料金とほぼ同じ。
(もったいなかったけど、しかたないな・・・。)

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9時17分、靴紐を締め直し登頂開始(9時17分)。

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緩やかなカラマツ林の九十九折を夜叉神峠に向かって登っていく。

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ハナイグチ(花猪口)は、夏から秋にかけ、カラマツ属の樹下に生えるキノコ。
歯切れが良く旨味がよく出るのでキノコ狩りの対象として人気が高い。

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「自然がなければ人間はいない」
所々に南アルプス市の芦安中学校生徒会の標語が掛けられている。

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<毒仲間3種>
赤い実のテンナンショウは、関東以西に生えるマムシグサ(蝮草)。
コタマゴテングタケ(小卵天狗茸)は、毒がないという説もあるらしいが・・・。
ヤマトリカブト(山鳥兜)は、本州(中部以北)に生える有名な毒草。

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先行者も、すれ違う人もいない登山道を歩む。

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10時00分、サルオガセが着床するカラマツが見えたら夜叉神峠に着いた。
ここは、鳳凰三山から高谷山を経て桃ノ木温泉へ下るルートと早川(白峰三山方面)へ越えるルートが交差する四叉路になっている。
南アルプス林道の夜叉神トンネルが400m下を抜けているので、歩く人はあまりいないのだろう、向かいの道は笹に覆われて三叉路にしか見えない。

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10時05分、登山口から48分で夜叉神峠小屋に着いた。

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小屋の前は広場になっていてベンチやテーブルがセットされている。
ま、「とりあえずビール」やね。

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ガスが少し晴れ、北岳と間ノ岳の稜線が見えてきた。

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10時28分、夜叉神の祠を拝んで夜叉神峠を後にした。
出発してすぐに、標高点 [・1793] のなだらかな丘と30mほど低い鞍部を通ったら、2,180mの杖立峠道標まで400m弱の登りになる。

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ヤマホタルブクロ(山蛍袋)は、キキョウ科ホタルブクロ属の多年草でホタルブクロの高山型。

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名前不明のノギク2種。

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  南御室小屋 090-3406-3404
  薬師岳小屋 090-5561-1242
  予約が必要です。
  お電話下さい。
(明日は雨だからなあ・・・ どうしようかな・・・)と思いつつ、そのまま通過。

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11時23分、坂の途中のベンチで休憩中、初めて登山者に遭遇。
下山してきたその方が言うには紅葉が「いい感じ」だったということだ。
その後、大きな三脚を背負った単独の男性とテント泊と思われる大型ザックの単独の女性とすれ違った。

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11時40分、夜叉神峠小屋から1時間6分で杖立峠道標に着いた。
ここは大崩頭山の西側を巻く場所で、西に下る尾根との分岐になっている。
ほんとの「峠」はもう少し先の鞍部ということになるらしい。
大崖頭山の山頂は、ケルン風道標のすぐ裏山なので登ってみることにしよう!

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11時46分、杖立峠道標から僅か2分で大崖頭山山頂に着いた。
(水平距離約 100m、標高差約 25m)
赤いテープに「← 三角点 300m 大崖頭山」とあるが、山頂より20mほど低いし、踏み跡もはっきりしないので見送ることにした。

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11時59分、杖立峠道標を出発、12時05分に杖立峠を通過。
黄色いキノコは、カベンタケか?カベンタケモドキか?

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13時04分、千頭星山・甘利山への分岐を右に見送ると苺平へ着いた。
杖立峠道標からちょうど1時間00分(休憩含まない)。

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道標に「辻山まで300m 30分」と書いてある。 (往復1時間?)たぶん、そんなにはかからないと思うが、今回はパス。
  夕食の受付は
  午後4時までです。
  遅くなる方はtel →
  09034063404
  南御室小屋

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鞍部に向かってすたすた下って行くと、前方から賑やかな声が聞こえてきた。
間もなく、しゃべりながら歩く若者2人組みを追い抜いた。

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13時25分、夜叉神峠登山口から※3時間13分で南御室小屋に到着。
入れ違いに出発した2人のおじさんたちは薬師岳小屋泊のようだ。
テント場があれば、自分も脚を伸ばしたいところなのだが・・・。
(※休憩・ビールタイム・大崖頭山山頂滞在込みで4時間08分)

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<小屋周辺の様子>
小屋の正面中央付近に水場、その奥にトイレと右奥に男子の小用トイレ。
左が薬師岳方面(北)で右が夜叉神峠方面(南)。
(3枚合成・クリックで拡大)

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反対側(西)がテント場になっていて、すでに1張り張られていた。
しばらくすると、手前で追い抜いた2人連れもやってきた。
夜叉神峠登山口を 「6時前に出た」 そうだ。(おっそ(遅)ー!)
「こっちは9時過ぎに出たんだけど・・・。」
初めてのテント泊なので「色々突っ込んだ」というザックの重さは18kgということだが、1泊2日で18kgは少し重過ぎる。
(18kgでも 「遅すぎる」 とは思うが・・・)

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自分のはザックは夏山日帰り装備の約 10kg+3kg 程度に収まっているはず。
増えるのはテントとシュラフ、中間着、調理器具・食料程度だ。
「鳳凰小屋テント場泊で翌日、地蔵岳に登って広河原へ下山、バスで夜叉神峠登山口へ帰る」という2人を見送ってからテントを設営。
(あのペースだと鳳凰小屋に着いたら19時を回ってしまう・・・)

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シングルウォールなので、5分もあればテント完成! 前室がないことを嫌う人も多いが、雨の日の設営と撤収は楽だ。
フライも持っているので「前室あり」にもできるが、まだ使ったことはない。
以前、IBSに 「フライ無しの前室付き」 があって、欲しいと思ってたんだけど・・・。

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テントの設営が終わったら小屋でビールとツマミを調達。
350mlのドライが600円也、夜叉神峠小屋より100円高くなった。

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おつまみに、なとりのチーズかまぼこ350円(450円だっけ?)とナビスコのリッツビッツサンド レモンクリーム150円。

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アルファ米のピラフができるまで 「賞味期限切れ」 のソイジョイを1つ。
非常食として持っていても、時々食べないと無駄になる。
行動食には木の実やドライフルーツを混ぜたトレイルミックスが重宝だ。

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3時前には、件の2人が帰って来てテントを張り始めた。
体力的にも時間的にも 「無理」 と判断したそうだ。
(それが賢明だろう)

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各々が新品のステラリッジを張るのだが、30分ぐらいかかったようだ。
「家で立ててみたんですけどね・・・。」
「ペグを使うのは初めてで・・・。」
(なるほど・・・・・・。)

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(雨が降ってたらフライを掛ける前に水浸しになっちゃうよ・・・)

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夕飯の支度が始まったのか、小屋の煙突から煙が上り始めた。
ただし、今夜この小屋に宿泊した登山者はいなかったはずだ。
男子小用トイレの壁に 「 antena-m4.jpg Foma Au → 」 と書いてある。

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トイレの前を通って行くと、紅葉した木々の中を抜けた先に開けた場所があり、auでLTEがOKだった。

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6張り中、5張りがダブルウォールで、少数派?のシングルウォールは、 自分の G-LIGHT X のみだ。
17時前の気温は13℃、ジップシャツとライトシェルだけでも寒くない。

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今夜の夕食は、大好きなカレーライス。
ちょっと湯が多すぎたか?

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(上善をおいてあるとはありがたい・・・)
夕食を取り、小屋にあった純米酒を飲んだらあとは寝るだけ。
17時30分頃には横になった
Zzz・・・Zzz・・・。

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三嶺さんぽくらぶ


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