- 2012.06.13 Wednesday
大ボシ山(大星山) 2012.6.9
四国も昨日入梅が発表され、今日もすっきりとしない天気になった。
行きも帰りも時間的制約があったので、近くて手軽な「大ボシ山」へ出かけた。
<大ボシ山のブナ林>
■行先・位置
大ボシ山(大星山)(二等三角点 [怒田] 1431.7m)
高知県香美市・大豊町/北緯33度44分39秒・東経133度48分57秒
■コースタイム
林道ゲート 9:41(29分)→ 登山口 10:10(16分)→ 20番鉄塔 10:26/10:32(24分)→ 22番鉄塔 10:56/11:07(4分)→ 23番鉄塔 11:11(21分)→ 25番鉄塔 11:32/11:38(6分)→ 26番鉄塔 11:44/11:46(4分)→ 大ボシ山 11:50(昼食)/12:24(3分)→ 26番鉄塔 12:27/12:30(5分)→ 25番鉄塔 12:35/12:37(18分)→ 23番鉄塔 12:55/12:57(4分)→ 22番鉄塔 13:01(22分)→ 20番鉄塔 13:23/13:26(12分)→ 登山口 13:38(27分)→ 林道ゲート 14:05
【行き 1時間44分 帰り 1時間31分 計3時間15分】
■コース水平距離 10.1km
■天気 晴れ時々曇り
ゲートから登山口までの林道2kmと送電線鉄塔の尾根道3kmの往復10km。
標高差は、林道ゲートから登山口まで200m、登山口から山頂まで530m。
今回は「北アルプスへ行ってみたい」!? という、新人女子2名が参加。
いつものように、「いののやま橋」を渡ってすぐの路肩に車を置いて出発。
香川ナンバーが1台駐車している。
香川の方は高知の山にもよく足を運んでくれる。
ゲートから登山口までの約2kmはウォーミングアップに歩いて行こう。
マルバウツギ(丸葉空木)は、アジサイ科ウツギ属の落葉低木で本州(関東以西)・四国・九州の山地に生える。
花序のすぐ下の葉に柄がなく茎を抱く。
ガクウツギ(小額空木)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木で本州(東海地方以西)・四国・九州に分布する。
花片が5枚の小さな普通花と大きな萼片の装飾花があり、装飾花の萼片は3〜4枚で中央に結実しない両性花がある。
22番鉄塔で一休み。
ギンラン(銀蘭)は、ラン科キンラン属の多年草で山地帯〜亜高山帯の林床に生える。
ギンリョウソウのように「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する。
特殊な環境で育つので、持ち帰って庭や鉢に植えても「無駄」なので採らないように!
ブナに食いつかれたシロヤシオを見物。
オンツツジ(雄躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の落葉低木で本州(紀伊半島西部)・四国・九州に分布する落葉低木で雄しべは10本、葉は枝先に3枚輪生する。
タニギキョウ(谷桔梗)は、キキョウ科タニギキョウ属の多年草。
谷筋などの苔むした岩の上によく生えている。
ギンリョウソウ(銀竜草)は、イチヤクソウ科ギンリョウソウ属の多年草。
山地のやや湿り気のある腐植土の上に生える腐生植物で、葉緑素がないため共棲している菌類から栄養分を得ている。
周辺の樹木や菌類との関係から、ギンラン同様持って帰っても育たない。
<ガスが吹き抜けてゆく26番鉄塔鞍部のブナ林>
26番鉄塔の鞍部は相変わらず風が吹いて寒い。
夏なのにこれだから、ここはよほど風が好む場所なのだ。
風のなければ木陰でランチもよいけれど・・・。
26番鉄塔鞍部からは、ほんのひと登りで大ボシ山(大星山)山頂に着く。
森の中のようだが、2〜3mの灌木に囲まれているだけで周囲は明るい。
潅木さえなければ展望がよい山頂には、二等三角点 [怒田] 1431.7mが埋設されていて、晴れていたら潅木の間から高知市内や浦戸大橋も見える。
今日の一杯は、エースコック「飲み干す一杯 牛だし白湯ラーメン」
「まろやかなスープに牛コラーゲンを用いた特製調味油を入れて完成させる本格的な味わい!」
と、いうことでまずまず。
帰りは26番鉄塔鞍部でブナの森を堪能してから下りよう。
鉄塔鞍部周辺と山頂にかけての尾根の北斜面には、ブナの森が広がっている。
まだまだ山の歩き方は心許ないような気もしないではないが・・・。
[危] マークの稜線山歩は大丈夫か?
ブナとヒメシャラは仲がいい。
登山者にとって梅雨時期はあまり心地よくないが、苔たちが喜ぶ季節。
登山口まで1時間14分(休憩込み)は、まずまず?
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三嶺さんぽくらぶ
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行きも帰りも時間的制約があったので、近くて手軽な「大ボシ山」へ出かけた。
<大ボシ山のブナ林>
■行先・位置
大ボシ山(大星山)(二等三角点 [怒田] 1431.7m)
高知県香美市・大豊町/北緯33度44分39秒・東経133度48分57秒
■コースタイム
林道ゲート 9:41(29分)→ 登山口 10:10(16分)→ 20番鉄塔 10:26/10:32(24分)→ 22番鉄塔 10:56/11:07(4分)→ 23番鉄塔 11:11(21分)→ 25番鉄塔 11:32/11:38(6分)→ 26番鉄塔 11:44/11:46(4分)→ 大ボシ山 11:50(昼食)/12:24(3分)→ 26番鉄塔 12:27/12:30(5分)→ 25番鉄塔 12:35/12:37(18分)→ 23番鉄塔 12:55/12:57(4分)→ 22番鉄塔 13:01(22分)→ 20番鉄塔 13:23/13:26(12分)→ 登山口 13:38(27分)→ 林道ゲート 14:05
【行き 1時間44分 帰り 1時間31分 計3時間15分】
■コース水平距離 10.1km
■天気 晴れ時々曇り
ゲートから登山口までの林道2kmと送電線鉄塔の尾根道3kmの往復10km。
標高差は、林道ゲートから登山口まで200m、登山口から山頂まで530m。
今回は「北アルプスへ行ってみたい」!? という、新人女子2名が参加。
いつものように、「いののやま橋」を渡ってすぐの路肩に車を置いて出発。
香川ナンバーが1台駐車している。
香川の方は高知の山にもよく足を運んでくれる。
ゲートから登山口までの約2kmはウォーミングアップに歩いて行こう。
マルバウツギ(丸葉空木)は、アジサイ科ウツギ属の落葉低木で本州(関東以西)・四国・九州の山地に生える。
花序のすぐ下の葉に柄がなく茎を抱く。
ガクウツギ(小額空木)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木で本州(東海地方以西)・四国・九州に分布する。
花片が5枚の小さな普通花と大きな萼片の装飾花があり、装飾花の萼片は3〜4枚で中央に結実しない両性花がある。
22番鉄塔で一休み。
ギンラン(銀蘭)は、ラン科キンラン属の多年草で山地帯〜亜高山帯の林床に生える。
ギンリョウソウのように「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する。
特殊な環境で育つので、持ち帰って庭や鉢に植えても「無駄」なので採らないように!
ブナに食いつかれたシロヤシオを見物。
オンツツジ(雄躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の落葉低木で本州(紀伊半島西部)・四国・九州に分布する落葉低木で雄しべは10本、葉は枝先に3枚輪生する。
タニギキョウ(谷桔梗)は、キキョウ科タニギキョウ属の多年草。
谷筋などの苔むした岩の上によく生えている。
ギンリョウソウ(銀竜草)は、イチヤクソウ科ギンリョウソウ属の多年草。
山地のやや湿り気のある腐植土の上に生える腐生植物で、葉緑素がないため共棲している菌類から栄養分を得ている。
周辺の樹木や菌類との関係から、ギンラン同様持って帰っても育たない。
<ガスが吹き抜けてゆく26番鉄塔鞍部のブナ林>
26番鉄塔の鞍部は相変わらず風が吹いて寒い。
夏なのにこれだから、ここはよほど風が好む場所なのだ。
風のなければ木陰でランチもよいけれど・・・。
26番鉄塔鞍部からは、ほんのひと登りで大ボシ山(大星山)山頂に着く。
森の中のようだが、2〜3mの灌木に囲まれているだけで周囲は明るい。
潅木さえなければ展望がよい山頂には、二等三角点 [怒田] 1431.7mが埋設されていて、晴れていたら潅木の間から高知市内や浦戸大橋も見える。
今日の一杯は、エースコック「飲み干す一杯 牛だし白湯ラーメン」
「まろやかなスープに牛コラーゲンを用いた特製調味油を入れて完成させる本格的な味わい!」
と、いうことでまずまず。
帰りは26番鉄塔鞍部でブナの森を堪能してから下りよう。
鉄塔鞍部周辺と山頂にかけての尾根の北斜面には、ブナの森が広がっている。
まだまだ山の歩き方は心許ないような気もしないではないが・・・。
[危] マークの稜線山歩は大丈夫か?
ブナとヒメシャラは仲がいい。
登山者にとって梅雨時期はあまり心地よくないが、苔たちが喜ぶ季節。
登山口まで1時間14分(休憩込み)は、まずまず?
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